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CasePlayer2 C/C++ 組込み用プログラム仕様書作成・解析ツール

C/C++ ソースコードを静的解析してフローチャートなどのドキュメントを自動生成
MISRA-C 1998/2004 コーディングルールチェック機能、コードメトリクス計測機能をサポート
過去のソース内容の把握、プレビュー会議でのソース確認などソフトウエアの品質改善に役立つツール
機能安全規格 ISO26262/IEC61508 ツール認証を取得済み

お知らせ
「CasePlayer2」は最新バージョンV5.6.xにて、第三者認証機関TUV SUDによる機能安全ISO26262/IEC61508 ツール認証を再取得しました。 link プレスリリース(2013/7/5)


製品の特長

CasePlayer2CasePlayer2 は、ANSI準拠C言語、C++、組み込み向けC言語(非ANSI)を解析して、フローチャートなどのプログラム仕様書を作成するツールです。「仕様書ブラウザ」を搭載し、ソースコードと各仕様書間の連携を自由に取ることができます。過去のソースコードのロジック解析や、新たに開発したプログラムソースの仕様書作成作業を強力に支援します。ソースコードの静的解析機能として、「外部変数」の参照/代入の一覧作成機能や、C言語コーディング規約「MISRA-C」のルールチェック機能を搭載しています。


ソースを登録するだけで各種仕様書を「簡単」自動生成

「CasePlayer2」は、組み込みソースコードを解析してフローチャートなどのプログラム仕様書を作成するリバースCASEツールです。ガイオのベーステクノロジであるコンパイラ技術を応用し、構文解析により、各種チャートを生成します。他社のCASEツールにありがちな、チャート化のための特別な記述追加は一切不要です。また、数万行のCソースコードを数秒でチャート変換する、圧倒的な性能を誇ります。

【生成される仕様書】
 ・フローチャート・モジュール(関数)仕様書・モジュール構造図・モジュール(関数)一覧・構造体仕様書・構造体一覧

 上記の仕様書のサンプルを見る(仕様書作成モードへ)



静的解析機能により外部変数の参照リスト、typedef一覧、各種リファレンス(参照)リストを生成します

ソースを静的解析して、外部変数の一覧・参照情報を生成する機能がサポートされています。プロジェクト全体に渡って、外部変数がどの位置で参照されているか、また書き込みされているかを、一覧リストで確認できます。リストから、実際のソース行へのジャンプも行えます。変数の不正なリード/ライトを素早く発見して、思わぬバグを机上で発見できる強力な機能です。

【静的解析より生成される仕様書】
・外部変数一覧・typedef一覧・#define一覧・外部変数参照リスト・関数参照リスト・構造体参照リスト・構造体メンバ参照リスト

 上記の仕様書のサンプルを見る(詳細解析モードへ)



関数内変数アクセス情報出力ツール 「FuncVarGrid」 ※別製品

CasePlayer2が作成するブラウザ情報ファイルを読み出し、その情報の中から任意の関数と、その関数内で参照、変更している変数の情報を抽出し、CSVファイルに一覧出力します。GUIアプリケーションとしての利用、また自動化のために、バッチ起動可能なコンソールアプリケーションとしても利用可能です。

  FuncVarGrid 関数内変数アクセス情報出力ツール の詳細ページへ


出力紙を無駄にしない最適な印刷レイアウトが可能
Wordフォーマット、HTML文書での出力も可能

CasePlayer2には、出力紙面に無駄な空白を作らない、最適化されたフローチャートのレイアウトを作り出す機能があります。この性能は、他社製CASEツールの機能を圧倒しており、出力倍率を変えるだけで、最小枚数の最適な出力レイアウトをその場で作り出すことができます。フローチャート以外の仕様書も、全て同様に印刷可能です。また、これらの印刷仕様書面は、自由な倍率設定で、HTML、Word(doc)のフォーマットで出力可能です。

【PDFファイルによる印刷サンプル】
 フローチャートの印刷仕様書(etos()を1枚に納めた場合)
 フローチャートの印刷仕様書(図を大きくして2枚に分割)

【Word(doc)ファイルによる出力サンプル】
 フローチャートをWord出力したサンプル


「MISRA-C」コーディングルール チェック機能搭載MISRA-C1998、MISRA-C2004に対応

MISRACとは、自動車業界が中心になって組織されたソフトウエアの信頼性に関する非営利団体MISRA (MotorIndustrySoftwareReliabilityAssociation)が作成した自動車用ソフトウエア向けのC言語の利用ガイドラインのことです。最近では、車載用ソフトウエア以外の分野でも、このMISRAが採用され始めています。

CasePlayer2は、この「MISRA-C」構文解析機能をサポートしています。コンパイラ開発で培ったガイオのコード解析技術により、ユーザー毎に異なる様々な記述に含まれるルールの逸脱を発見可能で、他社のルールチェッカーと比較して、CasePlayer2の解析の「深さ」は高い評価を頂いています。チェック対象とするルールは、自由に選択可能です。※MISRAルールチェック機能はC++には未対応です。コードメトリクス情報出力のみC++に対応しています。

【主な機能】
 ●MISRA-C 1998 : 127項目の規約のうち 124項目のエラーチェックに対応
 ●MISRA-C 2004 : 141項目の規約のうち 138項目のエラーチェックに対応
 ●ヘルプボタンで容易に参照可能な、コードサンプルによるルール解説(日本語)を完備
 ●コードのテスト、再利用、メンテナンスに利用性の高いコードメトリックスを計測
   ・経路複雑度 ・マイヤーズインターバル ・ネストの深さ ・コードサイズ ・コメント(行数/比率) ・静的パスカウント

【MISRA-Cチェッカーにより生成される情報】

 MISRA-C:1998エラーリスト(サンプル表示)
 MISRA-C:2004エラーリスト(サンプル表示)
 ソースコードメトリックス(サンプル表示)

機能安全ISO26262/IEC61508への対応とツール認証取得について

第三者認証機関TUV SUDより 機能安全規格IEC61508、自動車機能安全規格ISO26262のツール認証を取得済み

「CasePlayer2」は、「カバレッジマスターwinAMS/ゼネラル」と共に、2013/6/21に、ISO26262のメタ規格であるIEC61508への対応を加えて、ツール認証を再取得致しました。機能安全のテストエビデンスを要求される様々な業種にて利用可能なツールとして認められています。

ISO26262は、開発に用いるソフトウェアツール毎に設定するTCL (Tool Confidence Level)に応じた開発ツール認定レポートの作成をユーザ様に要求しますが、本ツール認証は、最も煩雑なツール認定作業が必要となるTCL3に設定した場合にも適用されます。従って、弊社ツールを導入されるユーザ様は、TCLによらずツール認定に関わる作業を省略することが可能です。また、静的解析およびユニットテストフェーズにおいて、全ての安全度水準(ASIL)に対応したツールであることがテュフズードにより認められています。


CasePlayer2活用例

CasePlayer2は、ソースコードをその場でビジュアルなチャートに変換するツールです。ソースコードの解析や、プログラム仕様書作成など、開発工程の様々なポイントでご活用頂けます。

【A】 開発スタート時の 基本設計・検討で 既存のソースコードを短時間で調査解析

既存のソースコード資産や他のエンジニアが作成したソースコードを、これからの開発に適用する場合、ソースコードのロジックを短時間で把握し、ポーティングのための修正箇所の特定には、モジュール構造図やフローチャートが強力なアイテムとなります。
CasePlayer2は、数万行のCソースコードを、数秒でチャート変換する性能を持っており、その場でチャート化しながら、ソースコードの解析を効率よく行うことができます。

【B】 コーディング後半での ソースコードレビュー会議で ソフト品質を向上

ソフトウエア品質の向上の第一歩は、開発メンバーが互いにソースコードのレビューを行い、開発者自身が気が付かないバグの発見や、より効率の良いインプリメント方法についての提案を行うことです。
ソースコードをその場でフローチャート化したり、モジュール構造図にしたりなど、情報をビジュアル化することで、短時間で明確にソースコードの評価を行うことができます。

【C】 開発後に 開発内容の記録として 標準化されたプログラム仕様書を作成

開発内容を文書化して残しておくことは、後の開発のための重要な資産となります。CasePlayer2は、ソースコードさえあれば、各種文書を自動生成するツールです。ワープロでの手書きによる仕様書作成と比較して、劇的な工数削減が可能です。
また、開発者によって、まちまちになりがちな仕様書フォーマットや記述方法を統一して、開発プロジェクトの文書フォーマットを共通化、標準化する効果もあります。

主な機能

●C/C++言語に対応 (V5.0より)
●仕様書作成を統合化する「仕様書ブラウザ」搭載
   ・各仕様書間を 自由に移動可能 (各種リファレンスリストからソースコードの該当箇所へ 等)
●プログラムソースから各種仕様書を自動生成
   ・フローチャート ・モジュール仕様書 ・モジュール構造図 ・モジュール一覧 
   ・構造体一覧 ・外部変数一覧 ・typedef一覧 ・#define一覧
   ・メンバ関数仕様書 ・外部変数リファレンスリスト ・関数リファレンスリスト ・構造体リファレンスリスト
   ・クラス一覧  ・クラス仕様書 ・クラスリファレンスリスト ・メンバ関数リファレンスリスト (←V5.0より)
●ANSI準拠C言語、組み込み向けC言語(非ANSI)
●「MISRA-C」コーディングチェック機能 MISRA-1998、MISRA-2004 に対応
●MS-Wordフォーマットへの仕様書ファイル変換機能
●自由な縮小率で 出力紙を無駄にしない 最適な印刷レイアウト機能
●HTMLフォーマットへの一括変換機能
●印刷時の文書フォーマット、レイアウトのカスタマイズ機能
●目次自動追加機能
●フローチャート、モジュール構造図の画像ファイル(BMP,PNG)出力機能

稼働環境

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参考資料 (GAIO CLUBより)



参考情報・リンク

CasePlayer2 製品カタログ
(PDFファイル)