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G-VPM(Virtual Paper/Path Mechanics)は、複合機、プリンタシステムなどの紙搬送制御ソフトの検証のための、シミュレーション環境です。制御対象である紙搬送メカ部分のシミュレーションモデルは、ソフト技術者自身がVisioを使用して、簡単に作成することができます。組込みマイコンコードは、ガイオのマイコンシミュレータで実行し、これをVisioで作成したメカモデルと連携させることで、システムシミュレーションを可能にします。マイコンシミュレータを使わず、G-VPM単独でのスタンドアロン動作も可能で、ソフト担当者とメカ担当者間の、仕様コミュニケーションツールとしても使用できます。

G-VPM専用に用意されているメカ部品のステンシル(Visioの部品)をドラッグ&ドロップで配置し、搬送路の距離、モータ・ローラ・センサなどの平面図上での位置関係を定義、同時に、各部品に様々なパラメータ値を設定することで、容易に紙搬送メカのモデリングが可能です。

Visioで定義された2Dイメージの位置情報データから、3Dイメージのシミュレーションモデルを自動生成します。3D表示によりシミュレーション中の紙の流れを、よりビジュアルに捉えることが可能です。各パーツは、Visio上で設定された各パラメータの設定に従い動作します。
グラフィックアクセラレータ搭載のPCを使用することによりCPU負荷を軽減し、高速・快適なシミュレーション環境を実現します。

各部品に対し、仮想ピンとよばれる信号を接続することで、センサの干渉状態の取得、モータ・クラッチの制御を実現します。その信号情報を波形表示しデバッグに役立てることが可能です。また、ログデータを保存し、そのデータをマクロとして再生することも可能です。
信号の入出力は、外部ファイルからの読み込みや、ソケット通信による入出力の機能を持った専用のマクロによって行います。
ソケット通信利用時には、外部アプリケーションとの連携により、モータ・クラッチの駆動設定情報の入力や、センサ干渉状態の出力、ジャム検知情報の出力などが可能となります。
G-VPMでは「マクロ実行モード」「ソケット通信モード」「ダイレクト操作モード」等、様々な動作モードを用意しています。
他のアプリとの連携動作に加え、メカシミュレーションモデルは、スタンドアロンでアニメーション動作させることも可能です。開発初期段階でのソフト担当者とメカ担当者間の、仕様コミュニケーションツールとして利用することができます。設計の初期段階でソフト・メカ設計者間で共通のツールを使用して搬送路の検討することにより、設計ミスを未然に防いだり、設計レベルの共有化を図る事が可能です。
スタンドアロン動作は、「マクロ実行モード」と「ダイレクト操作モード」による動作モードがあり、マクロ実行モードでは専用簡易マクロを用いて、ソフト技術者自身で簡単な紙搬送モデルを構築できます。また、ダイレクト操作モードでは、マクロ記述を行うことなく、駆動部品を3D画面上で直接操作することで、容易に紙の搬送をチェックすることが可能です。
スタンドアロン動作で、より複雑な紙搬送を実現するために、簡易マクロに加え、汎用スクリプト言語による紙搬送も可能となっています。
汎用スクリプト言語では、簡易マクロではできない「変数の利用」や「ライブラリ・コンポーネント利用」が可能となり、複雑な紙搬送でも容易にプログラムすることができます。
G-VPMでは下記の汎用スクリプト言語を利用できます。
VBScript / JScript / Perl / Ruby
紙搬送時の用紙位置情報をダイヤグラム形式で表示します。また、その情報は、二次利用のためのログデータとしてXML形式/Excel形式で出力・保存することが可能です。

信号波形ログデータは再生可能、ダイヤグラムログはエクセル形式での出力が可能
G-VPMには、外部アプリケーションとの連携のために外部インターフェースが用意されています。ガイオのマイコンシミュレータ(ISS)との連携動作はもちろんのこと、他社製ISSとの連携動作、ネイティブ実行環境との連携も可能です。(※他社製ISSとの連携、ネイティブ実行環境との連携は、オプション)これらの連携動作により、紙搬送制御モデルのシステムシミュレーションを実現し、手軽に制御ソフトウエアのデバッグ、検証が行えます。

OS: Microsoft Windows XP(ServicePack2以降)
Microsoft Windows 2000(ServicePack4以降)
CPU: Pentium4 1.0GHz以上
メインメモリ: 512MB以上
ハードディスク: 50MB以上
ビデオメモリ: 32MB以上
グラフィック: DirectX9対応グラフィックカード