ホーム > 製品・サービス情報 > 自動車ECU開発検証ソリューション > VMPF-G
VMPF-Gは、ハードウエア装置を使用しないソフトウエアシミュレータ「SPILS(Simulator based Processor In the Loop Simulation)」を使用して、複数ECUの連携動作の検証を、ECUに実装する実コードを使用して行うソリューションです。現状、実車(相当の)テストでしか行うことができない、複数のECUユニットを連携させたテストを、PCだけで机上で行うことができます。ECU間の通信プロトコル検証や、フェールセーフ機構の検証など、開発早期の段階で行うことができます。
MILS、SILS、PILS、SPLIS、HILS の違いについては、VECU-G製品ページにまとめられています。
FlexRay通信向け FlexRayマルチECUシステム検証ソリューション「VSFS-G」の製品情報はこちら

現状の車両制御ソフト開発においては、複数のECUを接続した連携テストは、実車相当の環境でしか実現できていません。実車テスト前に、ECU間の通信などのテストが十分に行えないため、実車テストでのテスト項目や、発見される問題数が、非常に多くなっていると言われています。このように、実車テスト前に、解決可能な問題点を事前検証する環境が求められています。VMPF-Gは、複数のECU間の実マイコンコードによる連携検証を、車両制御仕様設計段階で可能にする検証環境です。ECU間の通信プロトコルの検証、CAN / LIN / FlexRayなど、異なる通信プロトコルの混在する車両でのECU連携動作の検証を、ハードウエア装置を使用せず、机上で行うことができます。
車両全体のECU動作検証環境をHILSで構築すると、1つの検証システムにかかるコストは、数億円とも言われています。また設置場所として、広い部屋が必要であり、現実的な検証システムとは言い難いのが現状です。VMPF-Gはハードウエア装置を使用しない、仮想検証環境であるため、ブレードサーバーなどの小型のコンピュータを使用すれば、大規模なシステムであっても、省スペースの環境が構築できます。
VMPF-Gは、VECU-G等によるECU単体での動作検証の後に、複数のECUの相互接続による問題点を早期に発見できる検証環境です。プロトコルが混在しているシステムの場合でも、机上で、連携動作の確認が可能です。
車両機構モデルはMATLAB/Simulink上で実行、またはRTWでコード化した物をネイティブ実行します。各ECUは、負荷分散のために個別のPCに割り当て、個別のマイコンシミュレータで実行します。これを、EtherNet上に構築した仮想通信プロトコル(CAN/LIN/FlexRay)で接続して、連携動作させる仕組みです。 CAN / FlexRay などのインタフェースに、専用のPCカードを利用して接続する事も可能です。



複雑な自動車制御ソフトを短期開発する「モデルベース開発」とソフト検証工程でのマイコンシミュレータ活用手法について
(GAIO CLUB 2006/1月号より抜粋)
車両運動をリアルに再現するシミュレータ「CarSim」と連携 マイコンシミュレータ& MATLAB/Simulink を使用したSIL-S 環境
(GAIO CLUB 2006/6月号より抜粋)
マルチECUシミュレーションによる車両システム検証 複数のECUによるFlexRay検証システムの構築例
(GAIO CLUB 2006/6月号より抜粋)