ユニットテスト設計時に検出した欠陥についても、同様の流れを実施します。
しかし、ユニットテスト設計時に検出した場合、まずそれが本当に欠陥であるのか判別する必要があります。
そもそも、ユニットテスト設計時に欠陥と判断する理由は何でしょうか?
それは、ソースコードと関数仕様書に不一致があることです。
ここで注意が必要なのは、現時点ではソースコードが誤っているのか、関数仕様書が誤っているのか不確定だということです。
そのためソースコードと関数仕様書のどちらが誤っているのか、実装者と、関数仕様の設計者の両方に確認すべきです。
確認後、ソースコード、関数仕様書のどちらが誤っていても、欠陥 として扱います。
その後は以下の手順で欠陥修正を行います。
- 欠陥情報の記録
インシデントレポートへ記録します。 - 欠陥分析
- 類似欠陥調査
- 欠陥修正
ソースコード、又は関数仕様書を修正します。
必要があれば、テスト項目も修正します。 - 欠陥修正レビュー