プロジェクト事例

大手自動車メーカー支援

カタチのある"製品"から、カタチのない"サービス"へ。
ツールメーカーとしてのプライドを賭けた、
未知の領域への挑戦。

エンジニアリングサービスビジネス エンジニアリングサービスビジネス

プロジェクト概要

プロジェクト概要
ガイオ・テクノロジーが誇る第2の事業の柱、エンジニアリングサービス。特にハイブリッド車や電気自動車の領域において、そのサービス品質が高く評価されています。知識の幅広さと、専門性の高さ。異なるスキルを持つエンジニアたちが力を最大限発揮し、競争力のあるサービスを創り上げるのは、全社一丸となっての挑戦でした。

CHAPTER 01

これまで培ってきた経験と知識が、
ピンチをチャンスに変えた。

現場に深く入り込んで顧客の開発事業をサポートする、ガイオ・テクノロジーのエンジニアリングサービス。ツール事業から得た組み込み製品の開発に関する経験や知見を活かして20XX年から提供が開始されたこのサービスは、主要顧客である大手自動車メーカーや自動車部品サプライヤから高い評価を得ています。 サービス立ち上げのきっかけは、2008年に起こったリーマン・ショック。ガイオ・テクノロジーにとってもその影響は大きく、生き残りのためには事業領域の拡大が急務でした。30年のツール事業から得た組み込み製品開発の経験や知識、業界から幅広い技術動向が得られる立場。会社が持つ強みを活かした事業展開を模索するなかで目をつけたのが、エンジニアリングサービスでした。同事業を推進すべく、大学とも連携し、ツール開発の領域ではすでに高いスキルを持っていた社内のエンジニアたちにリスキリングを実施。開始から半年を経て、エンジニアリングのプロフェッショナルへと育成したのです。

CHAPTER 02

深い企業理解と技術力で、
開発スピード向上に貢献。

こうしてリスキリングに取り組んだ社内エンジニアを中心に、ガイオ・テクノロジーとしては初めてとなるエンジニアリングサービス部隊が発足しました。その顧客第1号は、日本を代表する大手自動車メーカー。当時佳境に入っていたハイブリット車のモデルベース開発(※)において、開発プロセスの構築支援を受注したのです。 提供した製品をお客様側のエンジニアに活用いただくツール事業に比べ、エンジニアリングサービスでは、より深く相手の開発現場に入り込む必要があります。最初のうちはお客様の高い期待に沿えず、時に叱責や厳しい言葉を受けることも。しかし決して諦めることなく、PDCAを回しながら改善を積み重ねていったガイオ・テクロジーのエンジニアリング部隊。その結果、エンジニア一人ひとりがお客様の企業文化や価値観を深く理解したうえで、技術力を発揮。お客様の開発スピードを飛躍的に速めることに成功したのです。 ※モデルベース開発:コンピューター上でモデルを作成してシミュレーションを行い、開発と検証を同時並行で行う手法

CHAPTER 03

これからも、
時代をリードする唯一無二のサービスを。

主要顧客である自動車メーカーの開発方針や価値観を柔軟に取り入れながら発展を遂げてきた、ガイオ・テクノロジーのエンジニアリングサービス。提供開始から10年以上にわたり培ってきたそのノウハウは、競合他社が簡単に真似できるものではありません。事実、モデルベース開発の手法は、自動車メーカー内で深く浸透しています。 このように成功を重ねてきたからこそ、次にガイオ・テクノロジーが目指すのは、時代の一歩先をいくソリューションチーム。AIをはじめとする最先端の技術を積極的に活用しながら、唯一無二のサービスを創り上げるために。ガイオ・テクノロジーは、常に新しい価値創造を模索し続けていきます。