モデルベース開発 Back-to-Backテスト統合ツール

MC-Verifier

MC-Verifier

モデルベース開発 Back-to-Backテスト統合ツール

モデルベース開発におけるBack-to-Backテストのための統合テストツールです。モデル、ソフトウエア、ターゲットコード間の動作一致性を、様々な開発フェーズで確認することができます。マイコンシミュレータを内蔵し、実機コードを用いたPILシミュレーションを標準機能で実行できます。機能安全(ISO26262 / IEC61508)ツール認証を取得しており、厳しい車載ソフト検証の要求に応えます。

モデル、ソフトウエア、ターゲットコードのB2Bテスト実行、評価、レポート機能を統合化

MC-Verifierは、モデル(MIL)、ソフトウエア(SIL)、ターゲットコード(PIL)間の動作を比較するB2Bテストを実行し、両者の誤差やエラー発生箇所を評価可能な、B2Bテスト統合ツールです。他社MBDツールで生成したテストケースをインポートしてB2Bテストに使用可能です。
ターゲットコードの実行には、ガイオのマイコンシミュレータを使用しており、評価ボードなどのハードウエアは一切不要です。


各種オートコードから短時間でB2Bテストデータを自動生成

各種オートコーダーで生成したCソースから、MC/DCカバレッジを満たすテストケースを自動生成するテストベクタジェネレータ(2016/11現在、開発中)をサポートします。モンテカルロ(ランダムデータ)手法に依存しないコード解析技術により、サブ関数を含めたCソースの分岐条件を解析し、短時間でカバレッジ率の高いデータを生成します。


Simulink上でエラー要因箇所(サブシステム)を特定

MC-VerifierはB2Bテスト実行時に、モデル上で指定したサブシステムの全ての信号ライン、コード上で指定した全ての変数の出力を記録します。テスト後に、時間経過に沿って、各信号ラインの値、変数の値を比較し、時間経過による誤差の拡大状況を解析することができます。どのサブシステムでエラーが許容誤差を超えているかをSimulink上で特定し、モデルやコードの修正を効率的に行う事ができます。


コードデバッグ機能によりコード上の問題点を解析

モデル(MIL)とターゲットコード(PIL)のB2Bテストにおいては、マイコンシミュレータのソースコードデバッガが利用できます。一般的なマイコンコードデバッガと同様に、Cソースコード上でブレーク、ステップ実行を行い、各変数の値やメモリ値などの変化を確認することで、コード上の問題点を検出することができます。


コードカバレッジ計測が可能

モデルとコードのB2Bテスト実行時に、コードカバレッジ(Statement、Branch、MC/DC)を計測し、製品に実装するコードの構造的な問題を検出することができます。ISO26262の準拠に必要なテストエビデンスを容易に作成可能です。


機能安全ツール認証を取得

自動車機能安全規格(ISO26262)、機能安全メタスタンダード(IEC61508)に準拠したBack-to-Backテストが可能なツールとして、第三者認証会社よりツール認証を取得しています。自動車機能安全における、TCL、ASILの全てに対応しています。


MC-Verifier Back-to-Back(B2B) テストフレームワーク

MC-Verifierは、ISO26262に準拠した車載系ソフトのBack-to-Backテストに必要な、MIL、SIL、PIL実行、コードカバレッジ計測、モデル/コード間のエラーデバッグ機能、テストレポート生成が統合化されています。さらに、各種オートコーダーで生成したCソースから、MC/DCカバレッジを満たすテストケースを自動生成するテストベクタジェネレータ(2016/11現在、開発中)をサポートします。

モデル信号/コード変数間のB2Bテスト不一致点をレポート

MC-Verifierは、入力した連続系テストデータの時間経過毎に、その時点での各信号ライン、変数値の誤差評価を行うことができます。設定した許容誤差から外れた信号線の数、変数の数をグラフで示します。許容誤差は%で指定可能です。
B2Bテストの出力結果、テストを行ったサブシステム、関数の一覧表、コードカバレッジ結果は、XML、HTML、CSV、XLS(X)など、一般的なフォーマットで帳票出力することが可能です。機能安全認証に必要なテストレポートを容易に出力することができます。


B2Bテストのエラー発生原因を容易に特定するデバッグ機能

モデル、コード実行後に、指定した全てのサブシステムの信号ライン、コードの変数の出力値の比較を時系列的に行います。入力した時系列テストデータの時間経過に沿って、誤差が発生し始めた時間、サブシステム(演算箇所)を、Simulink上の色表示により特定することができます。フィードバックループを含む制御モデルにおいても、エラーの発生原因を容易に特定可能です。
ターゲットコードはマイコンシミュレータで実行されます。入力したテストデータに着目しながらテストを再実行し、エラーが発生する時間でブレイクさせることが可能です。一般的なマイコンのソースコードデバッガと同様に、Cソースコード上でブレーク、ステップ実行を行い、各変数の値やその変化を確認する事ができます。また、ターゲットコードはマイコンシミュレータで実行されます。ターゲットコードの解析には、一般的なマイコンのソースコードデバッガと同様に、Cソースコード上でブレーク、ステップ実行を行い、各変数の値やその変化を確認する事ができます。


ターゲットコード実行時にソースコードデバッグが可能

B2Bテストにおいて、ターゲットコードはマイコンシミュレータ(Instruction Set Simulator)で実行され、評価ボード等のハードウエアは不要です。ターゲットコードの解析には、一般的なマイコンのソースコードデバッガと同様に、Cソースコード上でブレーク、ステップ実行を行い、各変数の値やその変化を確認する事ができます。


コードカバレッジ測定機能

ターゲットコードを実行した際には、同時にコードカバレッジ(Statement、Branch、MC/DC)を計測する事ができます。入力したテストケースで、実行されないコード上の箇所を特定し、コードの構造上の問題点を解析可能です。ISO26262に準拠するためのカバレッジレポートを作成できます。


他社MBDツールで生成したテストケースを容易にインポート

B2Bテストに必要なテストケースは、CSV、Mファイルなどの汎用フォーマットで入力する事が可能です。他社MBDツールで生成したモデル動作を網羅するテストケースや、機能評価のための時系列データなどを容易にインポートしてテストに使用できます。



各種機能

MIL / SIL / PIL 実行機能SimulinkによるMILシミュレーション、C言語レベルソフトウエアシミュレータによるSILシミュレーション、ターゲット(実機)マイコンシミュレータによるPILシミュレーション
B2Bエラー発生箇所特定機能Simulink上で時系列的にエラーが発生する時間、サブシステムの信号出力箇所を特定
ソースコードデバッグ機能テストケースに着目したエラーが発生する時間までの実行とブレイク、そこからのステップ実行機能
カバレッジ測定機能C言語レベルソフトウエアシミュレータによるSILシミュレーションによるカバレッジ(C0、C1、MC/DC)測定機能
テストレポート生成機能対象サブシステム、関数、B2Bテストの出力結果、コードカバレッジ結果をXML、HTML、CSV、XLS(X)など、一般的なフォーマットで帳票出力
他社ツール連携機能他社の主要MBDツールが生成するテストケースデータのインポートが可能(CSV形式、XML形式、MAT形式等)
テストケース自動生成各種オートコーダーが生成するCソースから、MC/DCコードカバレッジを網羅するテストケースを自動生成 (2016/11現在、開発中)

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