10.4. 欠陥分析 目次 10.6. 欠陥修正

10.5. 類似欠陥調査

 類似欠陥調査は、欠陥を検出した直後に類似欠陥を検出することで、テストの工数を削減することを目的としています。
 類似欠陥調査は、以下の観点にて行います。

  • 欠陥が検出された処理と同じような処理に類似欠陥がないことを確認します。
    (処理の類似性)
  • 欠陥が検出された処理を実装した作業者が実装した他のソースコードに同様の欠陥がないことを確認します。
    (実装者の同一性)
    ※特に経験の少ないエンジニアは言語理解が不十分な場合があり、同様のミスを他のソースコードにも記述している可能性があります。

類似欠陥調査により、他のテストで発生する欠陥を少なくし、テストの工数を削減することが出来ます。
また、類似欠陥を漏れなくなくすことにより、他のテストによる欠陥の流出はなくなり、品質は向上します。

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