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マイコン固有の問題

005_02 : ルネサスエレクトロニクスのマイコン RL78 を使用していますが、変数に代入したデータがシミュレータ上で0になってしまいます。なにか設定が必要でしょうか?

【質問】
ルネサスエレクトロニクスのマイコン RL78 を使用していますが、変数に代入したデータがシミュレータ上で0になってしまいます。なにか設定が必要でしょうか?

【回答】

これは、RL78のメモリのミラー領域の機能が、マイコンシミュレータに正しく設定されていないのが原因です。

お客様がカバレッジマスターのMPU型番指定で、「RL78」を選択している場合は、デフォルトではミラー領域が指定されません。RL78には型番が多数存在し、ミラー領域のアドレスが異なっているため、このアドレスは「directコマンド」をスタートアップコマンドファイルに記述することで指定する必要があります。

スタートアップコマンドファイルの最後に、以下の記述を追加頂くことで設定が可能です。

 例:direct fmem_mirror set 0xf2000 0xffcff
    (※ミラー領域が0xf2000〜0xffcffのマイコンの場合)

  ミラー領域は0xf0000〜0xfffffの間を指定してください

ご利用のRL78の型番のミラー領域のアドレスは、該当マイコン型番のハードウエアマニュアルをご参照ください。

【参考情報】
ルネサスエレクトロニクスのWEBサイト
 http://japan.renesas.com/products/mpumcu/rl78/index.jsp
にも、RL78 ファミリの情報がございます。

このWEBページに、RL78/G** RL78/F** などの派生チップの情報があります。御社のご利用のマイコン型番のページを参照してください。「ドキュメント」のタブで、ご利用の型番毎の「ユーザーズマニュアル ハードウェア編」が参照できます。各マニュアルの「ミラー領域」の章に、ミラーされているアドレスが記載されています。

 

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