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FAQ / カバレッジマスターwinAMS

CasePlayer2解析に関する問題

019_02 : CasePlayer2インクルードパスの検索順序はどのようなりますか?

【質問】
#includeによるヘッダファイルの検索の順番は処理系依存になっていると思いますが、CasePlayer2の場合、「#include <文字列>」と「#include "文字列"」の記述によるヘッダファイルの検索はどのように扱われますか?

【回答】
下記@→A→B(→C)の順番で検索します。

ここでたとえば

test.c => test.h => sub.h

のように多重にインクルードしている場合、sub.hの検索順序に関して、test.cのあるフォルダを「入力ファイルと同じフォルダ」と呼び、test.hのあるフォルダを「現在開いているファイルと同じフォルダ」と呼びます。

【ANSI-Cモード】

「#include <文字列>」という形式の場合:
@システムインクルードパスに指定されたフォルダ
Aユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
B入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ
C現在開いているファイル(ソースファイル・ヘッダファイル)と同じフォルダ

「#include "文字列"」という形式の場合:
@現在開いているファイル(ソースファイル・ヘッダファイル)と同じフォルダ
Aユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
Bシステムインクルードパスに指定されたフォルダ
C入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ

【GNU-C/C99モード】

「#include <文字列>」という形式の場合:
@システムインクルードパスに指定されたフォルダ
Aユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
B入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ

「#include "文字列"」という形式の場合:
@現在開いているファイル(ソースファイル・ヘッダファイル)と同じフォルダ
Aユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
Bシステムインクルードパスに指定されたフォルダ
C入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ

【VC++モード】

「#include <文字列>」という形式の場合:
@ユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
Aシステムインクルードパスに指定されたフォルダ
B入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ

「#include "文字列"」という形式の場合:
@現在開いているファイル(ソースファイル・ヘッダファイル)と同じフォルダ
Aユーザインクルードパスに指定されたフォルダ
Bシステムインクルードパスに指定されたフォルダ
C入力ファイル(ソースファイル)と同じフォルダ


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