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CasePlayer2解析に関する問題

462_02 : CasePlayer2のアセンブラからフローチャートなどの仕様書を生成する機能は、どのマイコンにしていますか?

【質問】
CasePlayer2はアセンブラからフローチャートなどの仕様書を作成できますが、どのマイコンに対応しているのでしょうか?

【回答】
CasePlayer2のアセンブリ解析は、revファイルと言うアセンブラ命令定義ファイルに、アセンブリ命令(ニューモニック)とその属性を指定すれば、どのアセンブリにも対応できるようになっています。

revファイルはユーザーに作成頂く物で、弊社からは特定のマイコン(アセンブラ)に対応したrevファイルの提供は行っておりません。

下記のディレクトリに、各マイコンのrevファイルサンプルがインストールされています。

C:\Program Files\GAIO\CasePlayer2\sample

このファイルを参考に、ユーザー様にrevファイルを作成頂いています。

 68000      H8300      M32R       mn1933     Tlcs870X   V20
 68hc11     H8300h     Macro740   mn19500    Tlcs90     V850 
 68hc16     H8500      Macro78k   Olms66k    Tlcs900    V850E
 ARM        H8s        MacroAs30  Olms66ks   Tmp7600    Z80
 Asm38      Hi_Perion1 MCS51      R6502      TMS320C25
 Fmc16      i80386     Mcs96      Sh         Tx19
 Fmc16f     i8086      Melps77    Spc700     Tx19A
 Fmc8       Linux      Mn101      Spc900     Upd78k0
 Fmc8l      M16        Mn102      Tlcs870    Upd78k3
 fmc8l_str  M16c       Mn103      Tlcs870C   Upd78k4

このサンプルrevファイルのアセンブラの仕様は、弊社製XASS-Vシリーズのアセンブラニューモニックを使用したものであるため、他の半導体メーカーやサードパーティー製のアセンブラの場合には、ニューモニックの記述が異なる場合があり、この場合はrevファイルを変更する必要があります。アセンブラ独自仕様のマクロ定義や疑似命令などが記述されている場合は、解析に対応できないケースもあります。これは制限事項になっています。

マイコンによっては、「遅延スロット」など、マイコンアーキテクチャに依存した動作が有り、このパラメータをrevファイルに指定する必要があります。新規にrevファイルを作成するには、マイコンの命令仕様を理解している必要があります。

<参考>
■revファイルサンプル

 

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