バージョンアップ情報のお知らせ(QTE)			
			
                       
            				
			
            平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。			
				 
                                   
            				
			
バージョンアップ情報
				
                                   
            				
			
            【製品名】 Quality Town for Embedded Grade
【製品バージョン】 R2.0(R2A)
【リリース日】 2023年08月21日
                   ※機能安全(ISO 26262 2nd Edition/IEC 61508)
                     ツール認証取得は、2023年11月末を計画しています。			
				 
                                   
            				
			
バージョンアップ内容
				
                                   
            				
			
動作サポート環境の拡充
				
                                   
            				
			
            ●テスト実行クロスコンパイラ
  -「ARM GCC9.3.0 (32bitのみ)」に対応しました。
●テスト実行ターゲットOS
  -テスト実行環境のPOSIXベースOSで「QNX」をサポートしました。
    本機能を利用するには、「GTest ターゲット実行QNXオプション」ライセンスが必要です。
●POSIX-OSを実装しないターゲット環境
  -POSIX-OSを実装しない(NonPOSIX)ターゲット環境でのテスト実行に 対応しました。
    本機能を利用するには、「GTest ターゲット実行NonPOSIX/ArmClangオプション」ライセンスが必要です。			
				 
                                   
            				
			
機能改善
				
                                   
            				
			
            ●設定の容易化
  -ホストPC Native 環境でのテスト実行時に、テスト対象バイナリ格納ディレクトリ(test-execution-host-binary-dirオプション)や、
    テスト結果格納ディレクトリ(test-execution-host-result-dirオプション)の設定なしで実行が可能になりました。
●設定をわかりやすくするオプション名の変更
  -「makefile-additional-option-list」オプションの名称を「test-target-code-additional-option-list」に変更しました。
    従来の「makefile-additional-option-list」オプションも引き続き使用可能ですが、変更することを推奨いたします。
●Native標準以外のヘッダファイルの使用に対応
  -Native標準ヘッダファイルを使用せずにテストを実行できるように改善しました。
    従来は、ホストPC Native環境でのテスト実行のためのQTEコード解析時に、必ずNative標準のインクルードフォルダを含めていましたが、
    これを除外する機能を追加しました。
●32bitマイコン向けソースコードに対応
  -32bitコンパイラ向けのソースコードに対応しました。
    32bitコンパイラ向けソースコード内のポインタ型と整数型のキャストなどで解析エラーが発生していましたが、これが改善されました。
●ファイル/ディレクトリ名の最大長チェック機能を追加
  -Linux-OSのファイル、ディレクトリ名の最大長(255 Byte)を超える場合に、エラーを出力する機能を追加しました。
●テストレポートのファイル名の制限解除
  -Linux-OSのファイルパス最大長(255 Byte)を超えてしまい、テストレポートファイルが生成できない場合がありましたが、
    ファイル名に関数名を使用しない仕様に変更しました。
●不要なテスト結果をテストレポートに出力しない機能を追加
  -テスト結果レポートから、不要なソースファイルのテスト結果を除外する機能を追加しました。
●同一ソースコードから複数のオブジェクトが生成される場合のカバレッジ計測に対応
  -ワークスペース/プロダクト統合レポート生成時の同一関数のカバレッジマージ機能を改善しました。
    1)関数コール式を示す文字列が一致しない場合の対応
    2)static関数がヘッダファイルに定義されている場合の対応
    3)static関数のカバレッジ結果に「関数識別子」情報を追加
    4)カバレッジマージ時のエラー処理方法の選択機能を追加
●テスト結果データ量削減機能
  -ターゲットでのテスト実行時に生成されるテスト結果出力値CSVファイルで、最大精度の出力値CSVファイルのみを生成する機能を追加しました。
    本機能は、「gtest-result-csv-output-mode」オプションの設定により使用できます。
●ライセンス形態の変更
  -「GTestターゲット実行オプション」ライセンス形態が変更されました。
    また、QNX、NonPOSIX環境のサポートにより、オプションライセンスが追加されています。
    詳細は、ユーザーマニュアル「4.1 ライセンスの種類」をご確認ください。