Caseplayer2
(C/C++ 組込み用プログラム仕様書作成・解析ツール)
プログラム仕様書を簡単作成
コードレビューの強い 'ミカタ'

  • 対象業界:自動車/FA/家電/医療/OA等の業界
  • 対象部門:組込みソフトウェア開発部門
課題
  • プログラムソースコードの構成情報を開発メンバー、関係者で共有したい(コードレビュー実施)
  • 既存のソースコードをフローチャート化し、可視化したい
  • プログラムソースコードを解析して各種仕様書を作成したい
解決

C/C++ 組込み用プログラム仕様書作成・解析ツール
CasePlayer2がプログラム開発におけるソースコードレビューの課題を解決します。

CasePlayer2 は、ANSI準拠C言語、C++(※C++ 11/14対応)、組み込み向けC言語(非ANSI)を解析して、フローチャートなどのプログラム仕様書を作成するツールです。機能安全規格ISO 26262 / IEC 61508に準拠し、C言語コーディング規約「MISRA-C」のルールチェック機能を搭載。過去のソースコードのロジック解析や、仕様書作成作業を強力に支援します。
CasePlayer2
CasePlayer2の特徴

CasePlayer2活用例

CasePlayer2は、ソースコードをその場でビジュアルなチャートに変換するツールです。ソースコードの解析や、プログラム仕様書作成など、開発工程の様々なポイントでご活用頂けます。
CasePlayer2の特徴
  • 特長 1
    ソースを登録するだけで各種仕様書を「簡単」自動生成
    「CasePlayer2」は、組み込みソースコードを解析してフローチャートなどのプログラム仕様書を作成するリバースCASEツールです。ガイオのベーステクノロジーであるコンパイラ技術を応用し、構文解析により、各種チャートを生成します。他社のCASEツールにありがちな、チャート化のための特別な記述追加は一切不要です。また、数万行のCソースコードを数秒でチャート変換する、圧倒的な性能を誇ります。
  • 特長 2
    静的解析機能により外部変数の参照リスト、typedef一覧、各種リファレンス(参照)リストを生成
    ソースを静的解析して、外部変数の一覧・参照情報を生成する機能がサポートされています。プロジェクト全体に渡って、外部変数がどの位置で参照されているか、また書き込みされているかを、一覧リストで確認できます。リストから、実際のソース行へのジャンプも行えます。変数の不正なリード/ライトを素早く発見して、思わぬバグを机上で発見できる強力な機能です。
  • 特長 3
    出力紙を無駄にしない最適な印刷レイアウトが可能
    Wordフォーマット、HTML文書での出力も可能
    CasePlayer2には、出力紙面に無駄な空白を作らない、最適化されたフローチャートのレイアウトを作り出す機能があります。この性能は、他社製CASEツールの機能を圧倒しており、出力倍率を変えるだけで、最小枚数の最適な出力レイアウトをその場で作り出すことができます。フローチャート以外の仕様書も、全て同様に印刷可能です。また、これらの印刷仕様書面は、自由な倍率設定で、HTML、Word(doc)のフォーマットで出力可能です。
CasePlayer2の機能
  • 機能 01

    ソースコードを登録するだけでプログラムチャートを自動生成

    • 【生成される仕様書】
      ・フローチャート・モジュール(関数)仕様書・モジュール構造図・モジュール(関数)一覧・構造体仕様書・構造体一覧
      【静的解析より生成される仕様書】
      ・外部変数一覧・typedef一覧・#define一覧・外部変数参照リスト・関数参照リスト・構造体参照リスト・構造体メンバ参照リスト
    • ソースコードを登録するだけでプログラムチャートを自動生成
  • 機能 02

    「MISRA-C」コーディングルール チェック機能搭載MISRA-C1998、MISRA-C2004に対応

    • MISRA-Cとは、自動車業界が中心になって組織されたソフトウエアの信頼性に関する非営利団体MISRA (MotorIndustry Software Reliability Association)が作成した自動車用ソフトウエア向けのC言語の利用ガイドラインのことです。最近では、車載用ソフトウエア以外の分野でも、このMISRAが採用され始めています。 CasePlayer2は、この「MISRA-C」構文解析機能をサポートしています。コンパイラ開発で培ったガイオのコード解析技術により、ユーザー毎に異なる様々な記述に含まれるルールの逸脱を発見可能で、他社のルールチェッカーと比較して、CasePlayer2の解析の「深さ」は高い評価を頂いています。チェック対象とするルールは、自由に選択可能です。※MISRAルールチェック機能はC++には未対応です。コードメトリクス情報出力のみC++に対応しています。
    • 「MISRA-C」コーディングルール チェック機能搭載MISRA-C1998、MISRA-C2004に対応
  • 機能 03

    ソースコード解析並列実行による高速化

    • 複数のパソコンのCPUコアにソースファイルを分散させて、並列に解析を実行することにより、ファイル単位の並列解析実行が可能となり解析時間の短縮化を実現しました。ADAS等大規模ソースでの使用でも、解析速度の大幅な改善するため作業効率UPを見込ます。
    • ソースコード解析並列実行による高速化

各種機能

対応言語 C/C++言語、ANSI準拠C言語、組み込み向けC言語(非ANSI)
仕様書ブラウザ 仕様書作成を統合化、各仕様書間を 自由に移動
仕様書ファイル出力 MS-Wordフォーマット、HTML
印刷レイアウト 自由な縮小率で 出力紙を無駄にしない 最適な印刷レイアウト機能、レイアウトのカスタマイズ機能、目次自動追加機能
画像ファイル出力 フローチャート、モジュール構造図の画像ファイル(BMP,PNG)出力機能
MISRA-C ルールチェック MISRA-1998、MISRA-2004、ルール選択機能、ルール解説ヘルプマニュアル