Model Dr. MDiA
(モデルガイドラインチェッカー)
MATLAB/Simulinkモデルの品質を各種ガイドラインを基準に診断し、
モデルの品質を定量化・可視化します

  • 対象業界:自動車業界
  • 対象部門:組込みソフトウェア開発部門
課題

モデルベース開発(MBD)おける課題

  • モデルに設計情報が無く、スパゲッティ化し解析できず理解できない
  • モデルベース開発ではモデルが2次元となり、複雑化の度合いがより深刻化する
  • Simulinkモデルは個人に依存しており、個人ごとに描き方が異なる為、可読性が悪い
  • Simulinkモデルは大量にできたが、ガイドラインどおりに書かれているか確認しきれない。確認するには工数が膨大
解決

Model Dr. MDiAがMATLAB/Simulinkモデルの品質向上と
維持を可能にします

「Model Dr. MDiA」は、MATLAB/Simulinkモデルの品質を各種ガイドラインを基準に診断し、モデルの品質を定量化・可視化するツールです。
診断結果からモデルの品質改善や定期的な診断を実施することで品質変化の把握が可能になるため、モデル品質の向上と維持が可能となります。

「Model Dr. MDiA」は 株式会社 両毛システムズ が企画・開発、ガイオ・テクノロジー株式会社が販売を行っています。
Model Dr. MDiA
Model Dr. MDiAの特徴
「Model Dr. MDiA」は、モデルベース開発(MBD)で作成されたMATLAB/Simulinkモデルの品質を各種ガイドラインを基に(分析/評価)診断し、
定量化・可視化できるため、モデルの修正工数削減も期待でき、モデル品質の向上と維持が可能です。
  • 特長 1
    ガイドラインチェック
    作成したMATLAB/Simulinkモデルのガイドラインチェックを行います
  • 特長 2
    チェックエラー箇所の自動修正
    モデル修正工数の削減が期待できます
  • 特長 3
    診断結果レポート作成
    成績管理による品質変化を把握でき、モデル品質のベンチバークとして利用できます
Model Dr. MDiAの機能
  • 機能 01

    モデルの品質を診断し、定量化・可視化

    • モデルベース開発において、設計品質を確保しつつ、開発 期間(納期)を満足することは必要最低条件ではありますが、モデル設計のスタイルがエンジニアのスキルに依存してしまうと、制御モデル全体としての設計品 質をキープすることが難しくなります。
      設計品質を確保しつつ、開発期間を満足する仕組みとして、決められたガイドラインを自動チェックできるツールの導入が解決策となります。
      そこで、自動ガイドラインチェッカー「Model Dr.MDiA」を使用することで、設計品質と開発効率の両面を満足することが出来ます。
    • モデルの品質を診断し、定量化・可視化
  • 機能 02

    モデルガイドラインチェッカー

    • 「Model Dr.MDiA」ではチェック対象モデルを読み込み、診断を実施すると、選択したガイドラインの評価項目に従い、モデルを分析・評価を行います。また、モデルの構成診断の実施や、ガイドラインに基づいて診断したモデルを、5つの観点(可読性、検証効率、ワークフロー効率、組み込みコード効率、解析/シミュレーション効率)から点数として表示、チャート化をします。
      さらにガイドラインチェックの結果、対象モデルのエラー項目を自動的に修正する機能があります。
      自動修正後、手修正後のモデルとの変更点を、オリジナルのモデルと比較した差分レポート出力により、効率的にエビデンスを残すことが出来ます。
    • モデルガイドラインチェッカー
  • 機能 03

    Model Dr. MDiAの導入のメリット

    • ①大幅な工数減が可能
       モデルエンジニアが目視でチェックをすると人的ミスが多い
       モデルチェックの観点が個人ごとにバラバラ
       目視チェックはとても時間がかかる(マンパワーでは限界)

      ②モデルエンジニアの早期育成に効果的
       数多いガイドラインを覚えるにはとても時間がかかる
       モデラーは常に「Model Dr. MDiA」でセルフチェック
       チェックする度に、自然とチェックエラーのないモデルが
       記述できるようになる
    • Model Dr. MDiAの導入のメリット
  • 機能 04

    Model Dr. MDiA v3.5からの新機能

    • フォルダー一括診断機能
      (フローティングライセンス限定)


      指定するフォルダ内全てのモデルに対して、ガイドラインチェックを一括で実施することが出来る機能です。
      時間や場所を問わず大量のデータを一括で診断する事が可能です。
      複数のファイルを纏めて診断できます。
    • v3.5からのモデルファイル診断の流れ
  • 機能 05

    Model Dr. MDiA v3.5からの新機能

    • 診断結果コメント付与機能

      診断結果に対してコメント入力ができ、入力内容をレポートに出力できる機能です。
      診断結果を手動で切り替えた際の理由を記載できます。
      レポートにコメントを出力できます。
    • 診断結果コメント付与手順

各種機能

チェック対象選択 使用者毎に必要なチェック対象ガイドラインを設定可能
チェック結果出力機能 チェック結果を自動出力
診断結果印刷機能 診断結果をレポートとして表示、印刷可能
診断チェックリスト出力機能 診断結果をデータとして保存することが可能
自動修正機能 対象モデルのエラー項目を自動的に修正可能
修正結果比較レポート作成機能 修正を行ったモデルの変更点をオリジナルのモデルと比較することが可能
構成診断機能 対象モデルの構成診断をすることが可能
ポート接続チェック機能 対象モデル内のポート接続性の確認が可能
カスタムスクリプト作成機能 •チェックスクリプト簡易作成機能
•ユーザー作成スクリプト取り込み機能
カスタムグループ作成機能 診断するガイドラインルールを選択してグループを作成することにより、
部門や開発シチュエーションに合った診断を行うことが可能
環境設定反映機能 設定内容を出力し、同一設定を他PCに反映可能
バージョン切り替え機能 ~MDiA Manager~ 異なるバージョンの共存に対応
フォルダー一括診断機能 指定するフォルダ内全てのモデルに対し、ガイドラインチェックを
一括で実施することが可能
診断結果コメント付与機能 診断結果に対してコメント入力ができ、入力内容をレポートに出力可能