Quality Town for Embedded grade(QTE)
(Linux開発環境向けユニットテストツール)
オープンプラットフォーム対応 C++言語向け新世代のユニットテストツール

  • 対象業界:自動車業界
  • 対象部門:組込みソフトウェア開発部門
  • 規  格:ISO 26262 / IEC 61508
課題

統合ECU(自動運転系)の課題

  • これまでのエッジ制御とは異なりソフトウェアが大規模化し、テスト工数と開発リソースが増大している
  • オープン/エンプラ系(組込みソフト未経験者)の車載ソフト品質基準開発の経験を持たない、組込み(マイコン)知見の無いエンジニアが登用されている
  • OSS(Open Source Software)系ツールはNon-Supportとなり、機能安全(ISO 26262)要件達成が困難。品質、テスト工数、機能安全認証等で課題を抱えている
解決

オープンプラットフォーム対応
C++言語向け新世代のユニットテストツール
Quality Town for Embedded grade(QTE)が統合ECU(自動運転系)開発で抱えている課題を解決します。

弊社製品の「QTE」は、AUTOSAR Adaptive Platformに対応可能な単体テストツールで、自動運転/統合ECUソフトの開発に求められるC++、Host-Linux、Target-Linux、オープンソース型ソフトウェア(OSS)環境に対応しております。
Quality Town for Embedded grade(QTE)
  • 特長 1
    OSSテストツール資産を効率的に機能安全基準へ
    昨今の自動運転/統合ECU向け車載ソフトウェアは、ソフトウェアの大規模化や複雑化に対応するためオープンソース型ソフトウェア(OSS)開発プラットフォームを前提とし、継続的インテグレーションのスタイルで開発されています。しかし、一般的なOSS環境は機能安全水準のテストを実施することが難しく、車載品質のテスト実施工数の増大を招いています。
    QTEはOSSテストツール資産を効率的に機能安全基準へ対応させることができるツールです。
  • 特長 2
    組込み未経験者でも車載品質のテストを容易に実施可能!
    自動運転/統合ECU向け車載ソフトウェアの開発には従来の組込み開発エンジニアだけではなく、多くのエンタープライズ系出身のエンジニア(非組込み)が登用されています。非組込みエンジニアにとって車載品質のテスト実施は難易度が高く、テスト実施工数の増大を招いています。
    QTEは車載ソフト品質基準開発の経験を持たないエンジニアでも少ない工数で車載品質のテスト実施を可能としております。
Quality Town for Embedded grade(QTE)の特徴

Google Test資産を使って効率的に車載品質のテストを実施

AUTOSAR AP向けC++ソースのGoogleTest資産をQTEへ入力することで効率的に車載品質のテストを実施できます。QTEはユーザ環境で作成したGoogleTest資産を活用し、機能安全(ISO 26262)で求められるマイコンターゲットオブジェクト実行とカバレッジ計測(C0/C1/MCDC/関数/関数コール)が可能です。また、テストエビデンス及びレポートを自動出力し、テストエビデンスの作成も効率化します。
Google Test資産を使って効率的に車載品質のテストを実施
Quality Town for Embedded grade(QTE)の機能
  • 機能 01

    非組込みエンジニアも効率的にテスト実施が可能

    • テスト工程に合わせた2つの実行モードと2つのカバレッジ機能を搭載

      QTEのテスト実行は、PC-Nativeコードとして実行するNative実行モードとマイコンターゲットコードを実行するTarget実行モードの2つを用意しております。テスト設計やカバレッジ計測を高速に実施する場合にPC-Native実行モードを使用し、機能安全水準のテスト実行が必要な場合にターゲット実行モードを使用することでテスト工程ごとに効率的なテスト実施が可能です。
      また、カバレッジ機能にも「GCCカバレッジ機能」と「機能安全カバレッジ機能 」の2種類を搭載。テスト実行モード同様にテスト工程に合わせて使い分けることで効率的なテスト実施を実現します。
    • 非組込みエンジニアも効率的にテスト実施が可能
  • 機能 02

    C++言語のTemplate型ごとにカバレッジ計測が可能

    • OSSツールでは対応が難しいカバレッジ計測機能を搭載

      一般的なOSSツールではC++言語のTemplate型を使用した場合、Templateクラスごとのカバレッジ計測を行います。車載品質のテストではオブジェクトレベルのカバレッジ網羅が求められますが、Templateを用いると1つのソースから型毎に複数の実行オブジェクトが生成されるため、クラスごとのカバレッジ網羅しても実行オブジェクト網羅とはなりません。
      QTEは、Template型ごとにカバレッジ計測が可能となっており、OSSでは計測できないカバレッジ計測が可能です。
    • C++言語のTemplate型ごとにカバレッジ計測が可能
  • 機能 03

    レポート機能の充実

    • アジャイル/スクラム開発の各ステークホルダーに向けたレポート生成が可能

      V1.2のリリースで複数のワークスペースでのテスト結果を統合するレポート機能を搭載。従来、各チームで実施したテスト結果を別途統合し確認する必要がありましたが、本機能により最終製品ソース全体の進捗管理を効率的に確認可能になりました。
    • レポート機能の充実
  • 機能 04

    様々なターゲットテスト実行環境に対応

    • POSIX-OS搭載、OSレスターゲット環境で利用可能

      QTEは、クロスコンパイラで生成したMPUターゲットオブジェクトを使用して、テストを実行することができます。ターゲット環境には、実機(評価ボードや実製品ハードウェア)やマイコンシミュレータを使用できます。
      QTEは、AUTOSAR-APの様なPOSIX-OSを搭載したターゲット環境としては、QNX、汎用組み込みLinuxをサポートしています。さらにAUTOSAR-CPの様な、POSIX-OSを搭載しないターゲットやOSレス(ベアメタル)ターゲット環境でも使用することができます。
    • 様々なターゲットテスト実行環境に対応

各種機能

PC-Native実行モード PC-Nativeコードを使用しテスト実行
Target実行モード 実機搭載のオブジェクトを使用しテスト実行
GCCカバレッジ機能 GCCオプションを利用し、短時間で簡易結果を出力(ソース解析不要)
機能安全カバレッジ機能 ソースを解析し、機能安全に対応可能な高精度なカバレッジ計測結果を出力
影響確認機能 2つのテスト結果データを比較機能に入力し、影響を確認
テスト結果レポート ツールプロジェクトで実施されたテスト結果をレポート出力
統合レポート自動生成機能 ツールプロジェクトを統合化したレポートを自動出力
機能安全認証 ISO 26262(TCL1~TCL3)、IEC 61508 に対応したツール認証を取得、安全マニュアル(リファレンスワークフロー)をユーザーへ発行