但し、必ずしも他の比較式の値が固定である必要はなく、比較式が確実に論理式の結果に影響を与えていれば良いことになっています。※詳しくは、論理式 (A && B) の補足メモ 1、論理式 (A || B) の補足メモ 2、論理式 ( ( A && B ) || C ) の補足メモ 3と補足メモ 4を参照してください。
比較式 A について考えます。
Bの値をFALSEに固定した場合、テストケース②と③でAの値はFALSEとTRUEをとり、論理式の値もFALSEとTRUEになるので、比較式Aは論理式の結果に独立に影響を与えるといえます。
よって、テストケース②と③を実行すると、比較式AはMC/DCの基準を満たします。