セミナー/イベント

QTE 製品発表会 

セミナー
ガイオ・テクノロジーは、オープンプラットフォーム対応 C++言語向け新世代のユニットテストツールである
『QTE:Quality Town for Embedded Grade』を自社開発し、この度リリースする運びとなりました。

 本イベントでは、本ツールの提供開始を記念し、車載システム開発領域において、
AUTOSARをキーワードに業界をリードする方々によるご講演と、QTEのご紹介をオンライン形式でお届けします。

 皆様にとって、お役に立つ情報を盛り込んだイベントとなっておりますので、どうぞ奮ってご参加ください。

開催概要

日時 2020年11月13日(金) 13:00~16:00
開催形式 Webによるオンライン開催
参加費 無料

プログラム

※プログラムのコンテンツについては弊社都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※各講演者の講演時間帯が変更となる場合がございます。

13:00 - 13:05

開催の挨拶/セミナーのご案内

Bluejeans Eventsの参加方法、セミナー聴講時の操作説明
13:05 - 13:35

自動テストを活用したモビリティシステム開発短期化の取り組み

  • 株式会社永和システムマネジメント 組込み技術事業部 事業部長

    高橋 修様

  • 講演の詳細
  • モビリティシステム向けのソフトウェア開発において、要求の変化に対応しつつ、開発を短期化するためには、開発内容の検査・評価を行うテスト戦略とその自動化が重要となる。  
    弊社で実施した、システム環境の仮想化を含む自動テスト構築例を紹介するとともにこれからのテストツールへの期待についてまとめる。
    講演者ご紹介
    2003年 永和システムマネジメントに入社し、オブジェト指向開発、XP/TDD開発などの取り組みを行う。
    得られたモデリング技術や開発手法の知見を活かして、2006年より組込みソフトウェア開発事業の立ち上げを担当。
    AUTOSAR Classic Platform などの組込み基盤開発と、組込み基盤を活用する開発ツールチェーン構築活動を経て、現在は組込みシステム向けの開発環境整備に従事。
13:40 - 14:10

AUTOSAR AdaptiveシステムテストWG活動とテストツールに寄せる期待

  • プログラム画像
  • SCSK 株式会社 モビリティシステム事業部門 モビリティシステム第一事業本部 QINeSサービスセンター部 QINeS第一課

    綾野 鉄朗様

  • 講演の詳細
  • AUTOSAR Adaptiveは高性能なECU上でADAS/ADや統合制御を目的としたアプリケーションが動作することが予想されている。
    これらのアプリケーションの開発、テストはどうすべきなのか、という課題に対し本講演ではAUTOSAR AdaptiveのシステムテストWGでのDemonstrator実装を用いたテスト事例やAUTOSAR仕様の品質向上への取り組みを紹介する。
    また、今後必要とされるAdaptive向けのテストツールに寄せる期待を述べる。
    講演者ご紹介
    2010年SCSK株式会社入社。研究開発部署にてクラウドコントローラ開発、データベース検証、OSSの利用推進等のR&D業務に従事。2016年よりモビリティシステム事業部門にて、QINeS(SCSKが開発するAUTOSAR BSW)のコンフィグレーションツール開発に従事。
    現在はAUTOSAR Adaptive関連の業務に携わるとともに、AUTOSARの開発ワーキンググループであるWG-AP-ST(システムテストグループ)のリーダーとしても活動中。
14:15 - 14:45

QTE製品概要紹介

  • ガイオ・テクノロジー 株式会社 サービス&ツール事業本部 副本部長

    嶋田 卓尚

  • 講演の詳細
  • 自動車業界では、100年に一度の変革期と言われ、搭載されるソフトウェアも走る/曲がる/止まるといった制御から、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) をベースとした統合制御が必要になってきた。
    統合制御は、これまでとは違った開発スタイルや開発言語、開発ツールが適用され、お客様のテスト及びテストツールに求めるニーズも大きく変わってきている。
    本セッションでは、新しいテストツールを開発することになった背景や、そのツールのコンセプト、主な機能を中心に紹介する。
14:50 - 15:20

QTEデモンストレーション

  • ガイオ・テクノロジー 株式会社 サービス&ツール事業本部 開発2部 部長

    岡田 利ー

  • 講演の詳細
  • QTEにより、C/C++ソフトに対するGoogleTestドライバを実行し、機能安全基準のテストレポートを生成する過程の実演デモを行う。デモを通じて、QTEの「GCCカバレッジ計測モード」と「機能安全カバレッジ計測モード」で生成するレポートと、その利用用途を紹介する。
    また実行環境については、効率的にLinux-PCでテスト実行する「ネイティブ実行」と実機環境(マイコンシミュレータ)を使用した「ターゲット実行」、さらに機能安全において考慮すべきポイントを紹介する。
15:25 - 15:55

AUTOSAR Adaptive Platform概要とテスト

  • プログラム画像
  • イーソル株式会社 取締役CTO

    権藤 正樹様

  • 講演の詳細
  • AUTOSARは車載コンピュータで利用されるソフトウェアのプラットフォームの仕様である。
    2005年に最初のリリースが行われ、現在AUTOSAR Classic Platformと呼ばれる仕様は、世界の殆どの自動車メーカで採用されている。
    近年、自動運転、コネクテッドなどの車載コンピュータの劇的な進化に対し、新たなプラットフォーム仕様としてAUTOSAR Adaptive Platform(AP)が策定され、2017年の最初のリリースから今も活発な仕様策定活動が行われている。
    本講演では、APの概要や特徴を説明した上で、APにおけるテストについての考察を述べその議題について論考する。
    講演者ご紹介
    1996年イーソル(株)入社。以来組込み OS 及びツール関連の開発に従事。PrKERNEL、eBinder、eT-Kernel、
    eT-Kernel Multi-Code Editionなどに取組む。近年はシングルコアからメニーコアまで対応したOSであるeMCOS、ドメイン知見と機械学習を組合せたドライバモデル eBRAD、開発支援ツールeWeaverのR&D、AUTOSAR Adaptive Platform仕様策定アーキテクト、マルチコア向けアーキテクチャ記述仕様IEEE Std. 2804 SHIMのWG Chair、社内の技術インフラ、プロダクトマネージメントなどに関わっている。組込みマルチコアコンソーシアム副会長、IEC TC91/WG13メンバ、早稲田大学アドバンスドマルチコアプロセッサ研究所招聘研究員、JSTさきがけ領域アドバイザー、COOLChips TPC等。
15:55 -

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