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  • 2021年07月20日
  • NEWS

バージョンアップ情報のお知らせ(カバレッジマスターwinAMS/CasePlayer2)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。

バージョンアップ情報

【製品名】 カバレッジマスターwinAMS
【製品バージョン】 V7.0(ライセンス管理ソフトウェア V2.0対応版)
【リリース日】 2021年07月19日

※機能安全(ISO 26262 2nd Edition/IEC 61508)ツール認証取得は、2021年11月を計画しています。

バージョンアップ内容

機能追加

・MBTオプション機能の追加 ※「MBTオプションご購入のお客様限定」
-モデルベース開発におけるBack-to-BackテストのためのMBTオプション機能を追加しました。

・主な機能
-テストハーネスモデル生成機能
検証するモデルのサブシステムを切り出して、サブシステム単体で部分的に検証するためのテストハーネスモデルを作成できます。
-I/Oマッピング機能
テストハーネスモデルの情報と、カバレッジマスターwinAMSから出力した変数情報を元に、比較対象の信号と変数のマッピングを行い、マップリストを作成できます。マップリスト作成時に全体の許容誤差を設定できます。
信号個別の許容誤差や固定小数点設定、前回値設定は、マップリストを編集することで設定できます。
-テストデータAD/DA変換機能
モデルやソースコードから作成したテストCSVファイルから、コードテスト用CSVファイルと、モデルテスト用CSVファイルを作成できます。
固定小数点設定に従って、モデルから作成した物理値のデータはデジタル値に変換し、コードから作成したデジタル値のデータは物理値に変換します。
-MILS実行機能
テストハーネスモデルに、モデルテスト用CSVファイルのデータを入力し、モデル実行結果ログを作成できます。
-BtoBテスト一致判定機能
コード実行結果ログとモデル実行結果ログを比較して、一致判定を行い、比較結果データファイルを作成できます。
比較対象の信号と変数ごとに許容誤差を踏まえた誤差評価を行えます。
-統合レポート生成機能
比較結果データファイル、モデル実行結果ログ、コード実行結果ログをまとめて、XML、HTMLフォーマットで帳票出力ができます。

・環境変数の追加
-カバレッジマスターwinAMSにおける浮動小数点数の有効桁数をdouble型:17桁、float型:7桁に統一する環境変数「GAIO_CMW_STANDARD_DIGITS」を追加しました。

・テストデータジェネレータでconst変数を入力変数に自動設定するオプションの追加※「加速オプションご購入のお客様限定」
-「テストデータジェネレータ テストデータ生成の設定ダイアログ」に「const変数を入力変数に自動設定する」の設定を追加しました。
- -setオプションのパラメータに「const変数を入力変数に自動設定する」の設定を追加しました。

機能追加(Generalマイコンをご利用の場合)

・ライブラリのインタフェース変更
-引数と戻り値にlong型を含む以下のライブラリについて、long long動作版を追加しました。

・浮動小数点数の丸め誤差
-float及びdouble型の加減乗除算とdoubleからfloatへのキャスト演算における丸め方式をより一般的な「最近接丸め(偶数丸め)」に変更しました。
※環境変数「GENERAL_OLD_FLOAT」に1を設定すると、変更前のGeneral独自の丸め方式に切り替わります。

制限解除(Generalマイコンをご利用の場合)

・名前なし構造体・共用体の改善
-拡張言語モードにおいて、名前なし構造体・共用体を定義しているマクロ関数を1つのマクロ内で複数記述した場合、そのマクロを使用したソースをコンパイルできない制限を解除しました。

不具合修正

・テスト実行結果の期待値の合否判定に関する問題の改善
-double型の有効桁数が16桁かつ以下の値の範囲内で期待値を数値列の形式で設定していた場合、正しく実行値は出力されるが、期待値判定がNGとなる問題を改善しました。

[本不具合による旧バージョン使用時の影響範囲]
判定結果がOKのものが必ずNGとなるので、気づくことが出来ます。(NGの結果がOKになることはありません)
本バージョンを使い、再度、テスト実行することで、問題を改善できます。

・-xmlexで出力するテスト結果XMLの関数CALLカバレッジが不正となる問題の改善
--xmlexコマンドオプションで出力するテスト結果XMLの関数CALLカバレッジの情報が不正となる問題があり、改善しました。

[本不具合による旧バージョン使用時の影響範囲]
テスト結果XMLファイル以外のカバレッジ結果に影響はありません。
本バージョンを使い、再度、テスト実行することで、問題を改善できます。

不具合修正(Generalマイコンをご利用の場合)

・C++言語におけるnew演算子による初期化処理において、Generalコンパイラが間違ったコンパイルをする問題の改善
-Var = new [] {初期値, ...} のようなnew演算子による初期化処理において、Generalコンパイラが間違ったコンパイルをし、間違った値を参照する。
そのため、テスト実行時にソースコードの動きにならず、間違った結果が出力される。

[本不具合による旧バージョン使用時の影響範囲]

・期待値を設定したテストを実行した場合
実行結果と期待値が異なる場合、結果がNGとなり気づくことができます。

・期待値を設定していないテストを実行した場合
実行エラーが発生しないため、気づくことはできません。
本バージョンを使い、再度、General コード生成を行うことで、問題を改善できます。

マニュアル改善

・制限事項の記載/改善
-ソースファイル名に含まれる特殊文字([]!#%&’()~{}+)に関する制限事項を記載しました。
-可変長配列型の変数に関する制限事項を記載しました。
-テストケース結果表が生成できない制限事項について、説明を改善しました。

マニュアル改善(Generalマイコンをご利用の場合)

・制限事項の記載/改善
-G++(GNU C++)の__bases 及び __direct_basesを使用できない制限事項を記載しました。

バージョンアップ情報

【製品名】 CasePlayer2
【製品バージョン】 V7.0(ライセンス管理ソフトウェア V2.0対応版)
【リリース日】 2021年07月19日

※機能安全(ISO 26262 2nd Edition/IEC 61508)ツール認証取得は、2021年11月を計画しています。

バージョンアップ内容

機能追加

・MBTオプション機能の追加 ※「MBTオプションご購入のお客様限定」
-カバレッジマスターのMBTオプション機能に対応した解析を行う機能を追加しました。

・環境変数の追加
-CasePlayer2における浮動小数点数の有効桁数をdouble型:17桁、float型:7桁に統一する環境変数「GAIO_CMW_STANDARD_DIGITS」を追加しました。

・const変数のみの条件式をMC/DC対象にするオプションの追加
-const変数のみの条件式をMC/DC測定対象にするオプションを追加しました。
このオプションをオンにして仕様書生成を行うと、カバレッジマスターwinAMSの以下の機能に影響があります。
詳細は、CasePlayer2マニュアルを参照してください。

MC/DC測定(MC/DC網羅率・カバレッジログ)
CSV雛型作成ダイアログの入力変数の絞り込み表示
テストデータエディタのテストデータ生成
テストデータ分析エディタのテストデータ生成
テストデータジェネレータによるデータ生成(加速オプション機能)

制限解除

・名前なし構造体・共用体の改善
-GNU-Cモードにおいて、名前なし構造体・共用体を定義しているマクロ関数を1つのマクロ内で複数記述した場合、そのマクロを使用したソースに対して、コンパイル可能な埋め込みソースを生成できない制限を解除しました。

不具合修正

・GNU-Cモード時のユーザーキーワード設定において、特定のキーワード(_Atomic と_Thread_local)が有効にならない問題の改善
-GNU-Cモード時のユーザーキーワード設定において、_Atomic と _Thread_localキーワードを設定しても仕様書生成エラーが発生し、解析できない問題を改善しました。

[本不具合による旧バージョン使用時の影響範囲]
本不具合による、生成済みの仕様書に誤りはありません。
また、本不具合による、カバレッジマスターのテスト結果及びカバレッジ結果への影響はありません。
本不具合による、MISRA-C解析結果への影響はありません。

マニュアル改善

・制限事項の記載
-ソースファイル名に含まれる特殊文字([])に関する制限事項を記載しました。