バージョンアップ情報のお知らせ(PROMPT)
平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。
バージョンアップ情報
【対象製品】PROMPT
【製品バージョン】V2.6
【リリース日】2022年09月26日
バージョンアップ内容
機能改善
・[α版] StateflowのChartブロックのカバレッジ計測に対応
-α版としてStateflowのChartブロックのカバレッジ計測に対応しました。
StateflowのChartブロックのカバレッジ計測はデフォルト設定ではOFFになっています。
生成オプションで有効にできます。
・生成前のモデル解析処理のタイムアウト設定できるオプションを追加
-タイムアウト時間に対する比率で解析時間のタイムアウト時間を設定できるようになりました。
モデル解析が終わらない場合、モデル解析のタイムアウト時間を短く設定することで、時間内にモデル解析したところまでの結果を使って、残りの時間でテストデータを生成します。
・カバレッジ向上に寄与しないテストケースを残すオプションを追加
-テスト作成・取り込み時に、カバレッジ向上に寄与しないテストケースやシミュレーションに失敗するテストケースを残しておけるようになりました。
・MATLAB R2021aでの速度改善
-MATLAB R2021aでPROMPTをご利用頂く場合のモデル解析・データ生成の処理効率を改善しました。
使い勝手の改善
・テストデータ出力機能の仕様改善(データ型を考慮)
-PROMPTはまず信号テンプレートを元に作成された波形を作成します。
その波形はSize-Typeサブシステムにて対象信号に必要なデータ型へ補正されてテスト対象に入力されます。
従来はテストデータ出力時に、補正前の生データを記載していました。
これを対象信号のデータ型に補正したデータを記載するように改善いたしました。
・Chart内部のS-Functionの取り扱いの仕様改善
-Chart内部のS-Functionを未サポートブロックとして検出しないよう改善しました。
従来はChartを含むモデルでChartそのものと、その内部のS-Functionの両方が未サポートブロックとしてカバレッジ計測結果や未サポートレポートに出力されていました。
今後は、Chartのみが未サポートブロックとしてカバレッジ計測結果や未サポートレポートに反映されます。
・Webブラウザ版マニュアル
-専用の目次フレーム付きのindexページを用意いたしました。
WebブラウザからPROMPTのマニュアルをご確認頂けるようになりました。
制約事項
・制約事項(ID5)を部分的に緩和しました。
・制約事項(ID8)を解除しました。
・制約事項(ID962,ID996, ID894, ID940)を追加しました。
詳細は、マニュアルの「制約・留意事項」をご参照ください。