・トレーサビリティツールとの連携を強化
-プロジェクト毎のレポートに、タグ情報を埋め込む機能を追加しました。
-外部トレーサビリティツールとの連携する際に利用できます。
・動作サポート環境の拡充
-対応OSとして、Ubuntu 20.04 LTSをサポートしました。
-以下の Nativeコンパイラに対応しました。(※機能安全カバレッジモードのみ対応)
GCC 8.2, 9.4
Clang 10.0.0, 12.0.0
-以下の クロスコンパイラに対応しました。
ARM GCC 8.2.0 32bit版
-対応するテストドライバとして、GoogleTest 1.8.1, 1.10.0,1.11.0に対応しました。
・レポート機能の追加
-プロファイル毎のカバレッジ結果、GoogleTest結果をレポートする、プロファイル実行レポート機能を追加しました。
・機能安全に対応したエビデンス作成の容易化
-従来、機能安全に対応したテスト※を実施するためには、ホストPCでのカバレッジ計測用のプロジェクトと、ターゲット実行用のプロジェクトの2つを組み合わせて実行する必要がありました。
本バージョンでは、プロジェクトが持つプロファイル (実行環境を設定)の構成を改善し、1つのプロジェクトで機能安全に対応したテストが実行できるようになり、テスト環境の作成や管理が大幅に容易化されます。
※「カバレッジコード挿入の影響確認」およびNative/Target間の演算誤差確認」
・ターゲット出力値を考慮したテストレポートの生成
-従来、Google Testの実行結果(変数の出力値など)は、ホストPCで実行した出力値のみをHTMLテスト結果レポートに出力していました。
本バージョンでは、ターゲットMPUで実行した出力値をHTMLテスト結果レポートに反映する機能を追加しました。これにより、Google Testを使用したより精度の高い機能安全基準のテストレポートが作成可能になりました。