新着情報

  • 2023年03月20日
  • NEWS

バージョンアップ情報のお知らせ(PROMPT)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。

バージョンアップ情報

【対象製品】PROMPT
【製品バージョン】 V2.8
※V2.6の次バージョンがV2.8となり、間のバージョンは管理上の欠番です。
【リリース日 】 2023年03月20日

バージョンアップ内容

機能追加

・カスタム波形(自作信号テンプレート)機能
-既存の8種類の信号テンプレートに加えて、お客様独自の信号テンプレートを作成・登録、ご利用できるようになりました。

・テーブル変数形式のデータ出力
-PROMPTで生成したテストデータをMATLAB変数(table形式)として出力できるようになりました。
多様なフォーマットの後段のツールに幅広くPROMPTの結果をご活用できます。

機能改善

・MATLAB Ver対応拡充
-動作環境としてMATLAB R2015aSP1からR2022aのバージョンに対応しました。
新たにMATLAB R2018a/b,R2019a/b,R2020a/b,R2021b,R2022aでPROMPTの既存機能を利用可能になりました。
※MATLAB R2017b以前の機能に対して、PROMPTの各機能がご利用いただけるようになりました。

・Ubuntu OS対応
-新たにUbuntu20.04上のMATLABでPROMPT既存機能を利用可能になりました。
※ Ubuntu 20.04 LTSとMATLAB R2021aの組合せにて動作確認を行っています。

・行ベクトル・列ベクトルのカバレッジ計測に対応しました。

・ハーネスモデル生成時にモデル設定「ワークスペースへ出力」を解除するように仕様改善しました。

・未達カバレッジレポートファイルが作成できなかった場合のファイル名を変更いたしました。

・定数伝搬解析中に未サポートの構造があった場合の仕様を改善し、部分的に解析結果を利用できるようになりました。

・定数伝搬解析機能で新たにSignal Specification、Data Type Conversion Inheritedブロックをサポートしました。

・ベースワークスペース以外に定義された信号オブジェクトを使用していた場合のテストデータの生成効率を改善しました。

・信号テンプレートのパターン絞り込み方法を改善し、より適切な波形パターンが選択されるようになりました。

・カバレッジ計測対象がないモデルでもテストデータを生成可能になりました。

・タイムアウト時間の精度を改善しました。

・子要素に配列を含むバス信号の入力を持つ一部のモデルでテストデータ生成に失敗してエラー終了する問題を修正しました。

・テストデータのCSV出力機能で特定の条件でエラーが発生した場合に、メッセージを表示するように改善しました。

マニュアル改善

・注意事項の追加
-PROMPTでサポートしていないデータ型(half)を使ったモデルの一部でカットサブシステム機能を実行すると、MATLABがクラッシュする可能性があるためご注意ください。
※詳細は、対応するデータ型およびCutSubsystemのページをご確認ください。

制限事項

・制限解除
-サブシステムの入力が非バーチャルバスの場合に正式対応しました。
- バスオブジェクト型のデータが紐づけられたDataStoreReadブロックを入力とするサブシステムに対応しました。

・制限追加
-マニュアルの精査を行った結果、新たに記載された制限事項がございます。
※詳細はリンク先の制限事項ページをご確認ください。
ID1080 MATLAB R2020b,R2021aでR2020bより前に保存されたライブラリの参照
ID1181 バス配列を取り扱うモデル
ID1114 コンフィギュレーション参照を使用したモデル

α版の機能改善

・State Transition Tableのカバレッジ計測をサポート
- Stateflowの状態遷移表State Transition Tableのカバレッジ計測が可能となりました。
既存のStateflow計測と同様にGenerateOption.MeasureSFを有効にすることで、Chartブロックに加えてState Transition Tableブロックの計測が行われるようになります。

・MATLAB R2022bより追加された入口/出口ジャンクションについて、接続している遷移線をカバレッジ計測対象としました。

・Stateflowのカバレッジ計測レポートにおいて、遷移線の遷移元/遷移先が、ステートとジャンクション以外のオブジェクトでも表示を行うよう改善しました。

・サブチャート直下の内部遷移に複数条件がある場合にカバレッジ計測を行うとエラーが発生する問題を改善しました。

・Chart内のカバレッジ計測時のモデル加工仕様を改善しました。

・グラフィカル要素間の間隔が詰まったモデル等で計測用の埋め込み加工に失敗する可能性を大幅に軽減しました。

α版の制限事項

・制限解除
- MATLAB R2015a SP1でアクション言語MATLABのChartの計測をサポートしました。

・制限追加/改定
-State Transition Tableがカバレッジ計測対象に加わり、Chart以外のStateflowブロックにも制限が該当する項目について文言を改訂しました。
- MATLAB R2015a SP1でアクション言語MATLABのChartおよびState Transition Tableのうち、「初期化時に指定されたチャートを実行」にチェックが入っている場合、デフォルト遷移からステートまでの遷移を計測できません。計測対象から除外され、未サポートレポートの対象になります。
-MATLAB R2015a SP1でアクション言語MATLABのStateflowブロックのうち、ガード条件の直後にコメント文を記載している遷移線があった場合、ストデータ生成に失敗します。
- MATLAB R2015a SP1でStateflow計測を行う場合、シミュレーションモードは実行時にノーマルモードに固定されます。
-State Transition Tableに内部遷移行がある場合、内部遷移の分岐からステートまでの遷移を計測できません。計測対象から除外され、未サポートレポートの対象になります。