新着情報

  • 2023年09月25日
  • NEWS

バージョンアップ情報のお知らせ(PROMPT)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。

バージョンアップ情報

【対象製品】PROMPT
【製品バージョン】V2.09
【リリース日 】 2023年09月25日

バージョンアップ内容

機能改善

・サポート環境の拡充
-MATLAB Ver対応
動作環境としてMATLAB R2022b,R2023aに対応しました。
新たにR2022b,R2023aで作成されたモデルに対してPROMPTを実行することが可能です。
-OS対応
動作環境として新たにWindows11およびWindows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022上でPROMPTを利用可能になりました。

・性能改善
-信号範囲を逸脱するとシミュレーションエラーとなるモデルに対し、テスト生成効率を改善しました。
-1ステップのテストデータの生成・取り込みが可能になりました。従来は最低2ステップ必要でした。

・使い勝手改善
-ExportTestDataTableの出力仕様を変更しました。入力信号のデータ型等付加情報を強化しました。
-ハーネスモデル作成中に作成処理と無関係なMATLAB/Simulinkからの警告を抑止しするよう動作を改善しました。
-E209のエラーが発生しテスト生成が中断された場合に、その原因を追求する際のヒントとなるようSimulinkから返されたエラー内容もコマンドウィンドウに表示するよう動作を改善しました。

・動作改善
-ImportTestDataを使って、固定小数点型の定数のキャリブレーションを含むテストを取り込む場合、コマンドウィンドウにWarningメッセージが表示され、該当する定数以外を取り込んで処理が完了する問題を修正しました。
-boolean型の定数をキャリブレーションするとレポート出力でエラー中断する問題を修正しました。
-MATLAB R2015aSP1,R2015bで固定小数点型の定数キャリブレーションを含むテスト生成を行うと出力系機能に失敗する問題を修正しました。
-テストケースごとに定数キャリブレーション設定によって出力されるデータが異なる場合に、ExportTestDataTableの出力内容が誤っていた問題を修正しました。
-テスト対象への入力にバス・ベクトルが含まれる場合にGetTemplateSpecificationFormatで出力した信号テンプレート設定準備用のファイルに情報が不足する挙動を改善しました。

マニュアル改善

・誤記訂正
-未対応ブロックレポートの操作方法のページの、詳細説明 > ファイル仕様に実際には出力されない内容が含まれていたため修正しました。

・制限事項の追加
-ID1244 MATLAB R2017aでラピッドアクセラレータモードを設定している場合に、テストデータを追加生成できません。
-ID1315 シミュレーションデータインスペクターの格納モードをメモリに設定するとラピッドアクセラレータモードでテスト生成できません。

・内容改善
-信号テンプレートの説明、テスト波形のカスタマイズについて説明を充実させました。
-チュートリアル1「モデル全体へのテストデータ生成」にExportTestDataTableに関する説明を追記しました。
-チュートリアル10「他ツールの入力に使用するためのテストデータ出力」を追加しました。
-GenerateOptionのSimulationModeに設定できる値を記載しました。

α版機能の改善

-Stateflow 真理値表(Truth Table)のカバレッジ計測のサポート
Truth TableブロックおよびChart内の真理値表関数のカバレッジ計測が可能となりました。
-条件アクションの前に指定された遷移アクションの診断がエラーに設定されている場合、特定の条件下でエラーE209が発生する問題を改善しました。
-Stateflowのカバレッジレポートおよび未サポートオブジェクトのレポート形式の細部の仕様変更を行いました。

α版の制限事項

・制限追加
-ID1311
初期化時に指定されたチャートを実行にチェックが入っているChartに真理値表関数が含まれる場合、テストデータ生成が行えない可能性がある
-ID1112
アクション言語がMATLABかつ %{... %} に条件アクションが含まれる場合カバレッジ計測結果を誤る可能性がある
-ID1328
Stateflow のカバレッジ計測で通過回数が2重、3重にカウントされる場合がある
-ID1336
TriggerをもつStateflowブロックはTriggeredサブシステムとしての計測対象から除外される
-留意事項
ID1157 真理値表の条件テーブルの条件部や判定列に空や不正な文字のセルがある場合、その真理値表は計測対象から除外します。
ID1332 Chart内の関数(真理値表関数, MATLAB Functionなど)でデータの値を変更する処理やチャートでのステートの変更を引き起こす処理を行う場合、正しいカバレッジ計測ができない可能性があります。

制限改定

-ID1124
ノーマル以外のシミュレーションモードは利用不可
※対象範囲をMATLAB R2015aから全バージョンに拡大しました。
-ID991
ラピッドアクセラレータモードは利用不可の制限を削除しました。
※ID1124に統合しました。