バージョンアップ情報のお知らせ(PROMPT)
平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。
バージョンアップ情報
【対象製品】PROMPT
【製品バージョン】V2.11
【リリース日 】 2024年09月24日
バージョンアップ内容
機能追加
・Stateflowカバレッジ計測対応
-V2.6より順次対応を拡充してきたStateflowブロックのカバレッジ計測について、お客様から頂いたフィードバックを反映し、実運用上課題となる制限事項の解除・緩和や仕様改善等を行い正式対応しました。
・おまかせ生成モード
-ターゲットあり/なし生成モードを自動的に切り替えてテスト生成できるモードを追加しました。未達のオブジェクティブを選択する手間もなく、タイムアウトと試行回数の設定のみで、効率よくデータ生成できるようになります。
機能改善
・MATLAB Ver対応
-動作環境としてMATLAB R2024aに対応しました。
・MC/DCカバレッジのサポート
-ターゲットありデータ生成機能でLogicalOperatorブロックのMC/DCカバレッジをサポートしました。
動作改善
・より自由度の高いカスタム波形を作ることができるようにパラメタ仕様を変更しました。
-カスタム波形の引数のうち、paramListはポートのデータ型によらずdouble型のデータ範囲をとるようになりました。
・ID1440 ベクトルを扱うポートに波形が指定できるように信号テンプレート指定仕様を変更しました。
・ID1468 カスタム波形で生成されるテストの値範囲よりRangeAmplitude設定が優先されるよう仕様を改善しました。
・ID1462 テスト取り込み時にターゲットありテスト生成を解除しなくても自動で無効となるように動作改善しました。
・ID1472 フルカバレッジ達成済み、またはターゲットありテスト生成が未サポートのブロック以外に未達成オブジェクティブのないプロジェクトでGetUncoveredObjectivesを使用した場合に、MATLABのエラーが発生せず空の配列が出力するようになりました。
・ID1474 進捗ダイアログのターゲットあり生成の進捗情報を削除しました。
V2.10で追加されたターゲットあり生成の未達成オブジェクティブに関する進捗情報が、今回指定した条件の分母での情報であり、おまかせ生成中に見ると誤解を招くケースなどが発生したため、削除しました。
・ID1415ターゲットあり生成中に、ターゲットプールサイズ単位でまとめて実行したすべてのシミュレーションが失敗すると、エラーでテスト生成が中断する問題を修正しました。
・ID1444 並列化モード利用時にparsim中にMATLABからエラーが発生するケースなどで、再現性が失われたり、エラー落ちしたりするケースを検知しE211で処理を中断するよう動作を改善しました。
・ID1445 並列化を使ってテスト生成した場合にSDIデータが蓄積することがある問題を改善しました。
・ID1405 追加のテスト生成がエラー終了したプロジェクトでレポート出力を行った場合、テスト生成に成功した時点でのカバレッジ結果等を記載したレポートが出力されるように動作を改善しました。
マニュアル改善
・誤記訂正
・制限事項の追加
・注意事項の追加
Stateflowのカバレッジ計測を有効にした場合の変更点をまとめています。
詳細は、下記のユーザーサポートページをご参照ください。
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