新着情報

  • 2025年03月25日
  • NEWS

バージョンアップ情報のお知らせ(PROMPT)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。

バージョンアップ情報

【対象製品】PROMPT
【製品バージョン】V3.0
【リリース日 】 2025年03月24日

バージョンアップ内容

機能追加

・実験的新機能:静的解析による目標ありテスト生成(SBMC法)手法追加
-SBMC(SMT Based Model Checking)法を追加しました。
従来手法が苦手なオブジェクティブを得意とする新たな生成エンジンの追加で、これまで以上に網羅性の高いテスト生成を行えるようになりました。SMT(Satisfiablility Modulo Theories)ソルバーを用いた形式的な手法による新たなテストデータ生成手法です。試用段階のため、既定では無効となっています。使い方はマニュアル・チュートリアルをご確認ください。
※生成モードが多くなったため、モードを選択するユーザーインターフェースを整理・変更しました。
また、V2.10以降で適合度関数による手法やおまかせモードをご利用の場合、使用方法に変更があります。詳細は、GenerateOptionのマニュアルや該当機能のチュートリアルをご確認ください。

機能改善

・MATLAB Ver対応
-動作環境としてMATLAB R2024bに対応しました。

動作改善

・ID1488 GenerateOptionの一部の既定値を変更
-既定値のままで手軽により多くのカバレッジを満たすテストが生成されるようになりました。タイムアウトを600から3600秒に、最大試行回数を10から1000回に変更しました。

・ID1459 カバレッジ計測対象がないモデルに対してテスト生成を行う場合、テストデータを1件生成する仕様に変更しました。

・ID1520 カバレッジレポートと未対応ブロックレポートを1コマンドで出力できる「ReportAll」コマンドを追加しました。

・ID1523 エラー情報・警告情報を各コマンドの戻り値に追加。コマンドウィンドウへの出力内容を確認しなくても戻り値を見ることで、自動化しやすくなりました。

・ID1518 エラーメッセージからマニュアル該当箇所に飛べるリンクを貼りました。

・ID1517 MATLABの「デスクトップの言語」設定が「日本語」の場合、PROMPTがコマンドウィンドウに表示するエラー・警告メッセージは日本語で表示されるようになりました。

・ID1549 テスト生成時に出力された「template.json」をそのまま取り込んでテスト生成することができない問題を修正しました。

・ID1577 テスト生成時にシミュレーション時間がNaNなどの理由でコンパイルが失敗する場合があります。その際に出力されるエラー情報を原因がわかるように改善しました。

・ID1583 おまかせ生成機能で適合度関数を使った目標ありテスト生成を2回以上行う場合、テストデータ生成が中断される場合があった問題を修正しました。

マニュアル改善

・動作改善
-ID1506 MATLABヘルプブラウザーでのマニュアル表示を廃止し、Edge、ChromeやFirefoxなどのシステム既定のWebブラウザでご覧いただくように変更しました。
※MATLAB R2022a以降の仕様変更に伴い、カスタムドキュメントの内部リンクが一部機能しなくなったためです。これに伴い、MATLABブラウザ上でしか使えなかった検索機能(1ワード完全一致のみ)を追加しました。


・制限事項の追加
詳細は、下記のユーザーサポートページをご参照ください。