バージョンアップ情報のお知らせ(CMW ARM Cortex系)
平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。
バージョンアップ情報
【対象製品】
カバレッジマスターwinAMS
【対象マイコン】
シミュレータエンジン:SX(ハイスピード)
ARM Cortex-A53/A57(AArch32/64) ※4 ※6(AArch32)
ARM Cortex-A35/A72(AArch32/64) ※4 ※6(AArch32)
ARM Cortex-A55/A75/A76(AArch64) ※4
ARM Cortex-A65/A78/A78AE(AArch64) ※4
ARM Cortex-R52 ※4 ※6
ARM Cortex-R7 ※6
ARM Cortex-R4/R4F/R5/R5F ※5 ※6
ARM Cortex-M33 ※2 ※3 ※6
ARM Cortex-M23 ※3 ※6
ARM Cortex-M55 ※2 ※3 ※6
シミュレータエンジン:System-G(標準)
ARM Cortex-A5/A7/A8/A9/A12/A15 ※4 ※6
ARM Cortex-R4/R4F/R5/R5F ※6
ARM Cortex-M0/M0+/M1 ※6
ARM Cortex-M3 ※2 ※6
ARM Cortex-M4 ※2 ※6
バージョンアップ内容
OMFコンバータ ArmOmf : V2.7.0.0
対象コンパイラ : ARM社製ARMコンパイラ(armclang.exe)
機能改善
・コンバート終了時に、終了要因に基づき「正常終了(0)/警告終了(1)/エラー終了(2)」を返すように改善しました。これにより、カバレッジマスターwinAMS R10.0以降における「変換エラーが発生した場合に出力オブジェクトを削除する」機能が動作可能となります。詳細は、カバレッジマスターwinAMS R10.0以降のマニュアルに記載される、該当機能の章を参照してください。
マニュアル対応
OMFコンバータによる制限/注意事項(上記※2のみ該当)
・コンパイルオプション[-mbranch_protection]
本オプションを指定して生成したオブジェクトをサポートしない制限を追加しました。詳細はマイコン毎に、ご参照いただけます。
製品インストールフォルダ:\doc\MPU制限一覧(System-G).pdf
製品インストールフォルダ:\doc\MPU制限一覧(SX).pdf
シミュレータによる制限/注意事項(上記※3のみ該当)
・セキュリティ拡張機能
セキュア状態の分岐に関する制限に該当する「属性を付加した関数」と「関数及び関数形式マクロ」を追加しました。
・TT、TTT、TTA、TTAT 命令について
TT、TTT、TTA、TTAT 命令がNOP動作となる制限を追加しました。本命令が使用される関数の制限とその回避方法を追加しました。詳細はマイコン毎に、ご参照いただけます。
製品インストールフォルダ:\doc\MPU制限一覧(SX).pdf
カバレッジマスターwinAMSによる制限/注意事項(上記※4のみ該当)
・SIMD型を使用した関数のカバレッジ測定に対する制限
arm_neon.hで定義されるSIMD型(int8x8_t、float32x2_t等)を使用する関数について、カバレッジ測定用のコードによるカバレッジ計測を正しく行うことができない制限を追加しました。詳細はマイコン毎に、ご参照いただけます。
製品インストールフォルダ:\doc\MPU制限一覧(System-G).pdf
製品インストールフォルダ:\doc\MPU制限一覧(SX).pdf
ARM Cortex-R4/R4F/R5/R5F(SX) プロセッサモデル hsnat7 : V1.09.0
管理上の更新(上記※5のみ該当)
マニュアル対応(上記※6のみ該当)
注意事項および制限事項
・予約済みのヒント命令の動作について
予約済みのヒント命令は本プロセッサモデルでは別命令に割り当てられる制限を追加しました。上記の制限・注意事項を追加しました。「プロセッサモデル固有の仕様」の章からマイコン毎に、ご参照いただけます。
製品インストールフォルダ:\doc\XAIL-Debugger.chm