SCDL対応安全コンセプト設計ツール「Safilia R5.4」提供開始
ガイオ・テクノロジーは2021年6月28日(月)に、SCDL対応安全コンセプト設計ツール「Safilia R5.4」をリリースしました。
「Safilia R5.4」
製品紹介
「Safilia(セイフィリア)」は、安全コンセプト設計を支援し、設計者、開発者間の情報共有を円滑に進めるためのモデリングツールです。
「安全コンセプト記法研究会(SCN-SG)」が策定する、仕様・規格に基づいた、安全コンセプト記述言語Safety Concept Description Language(SCDL)を採用しています。
ブロックダイアグラムによるエディタで安全コンセプトを記述し、共通の合意形成、共有を促進することができます。
Safilia R5.4のアップデート内容
・SMマージ
-別の安全コンセプト図にて安全設計したSM「セーフティーメカニズム(英:Safety Mechanism )」を1つの安全コンセプト図へマージする機能。
[1] SMマージ
[2] 競合検知確認ダイアログ(コンフィリクト確認)ダイアログ
[3] 競合の解消(コンフリクト解消ダイアログ)
[4] SMマージの対象に図要素のほか、図要素に付随する情報(分析表などの情報)も追加
[5] マージ後の自動配置
・SCDL共通データフォーマットインポート
-スパークスシステムズ ジャパン株式会社様のEnterprise Architectから出力されたSCDL XMLファイルのインポートが可能。
尚、Enterprise Architectで使用するSCDLアドインにつきましては、Ver1.3以上を推奨。
・SCDL共通データフォーマット標準化
-SCDL共通データフォーマットが Safilia Designer で動作可能。(R5.2までは、Integrator+Binder のライセンスが必要)
Safilia R5.4より、SCDL共通データフォーマットからのタグ付き値更新、SCDL共通データフォーマットインポート、SCDL共通データフォーマットエクスポートがツールメニューから選択可能。
・入出力ハイライト
-ある要求に着目し、着目した要求の入出力に関わる要素をハイライト。
ハイライト要素は、インタラクション(システムバウンダリインタラクション含む)そのインタラクションが接続されている要求をハイライト。
・Flexnet V2.0に対応
-Safilia R5.4よりFlexnetV2.0への対応。
ライセンスサーバーおよびライセンスクライアントソフトの変更が必要。