セミナー/イベント

SDV時代の車載ソフト開発の最前線

セミナー
SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)時代の車載ソフト開発に関するオンラインセミナーを開催いたします。

SDVという言葉が示すように、自動車開発の潮流は変わりつつあります。
これまでのハードウェアを重んじた開発から、ソフトウェアによる価値創造へと急速に変化する昨今、より大規模かつ複雑化するソフトウェア開発の実態や各種法規制への対応の困難、さらにはチームを機能させ、生産性の維持する、といった折り重なる課題に直面している方は多いと思います。
今回のセミナーは、SDV時代に必要となる知識や考え方を得ることができる有用な機会です。

お伝えしたいポイント
  • SDV時代に対応できる開発体制・開発スタイルを構築する取り組み
  • 複雑な法規制・国際規格への対応と、開発スピードを両立する方法
上述の課題を解消するヒントを得て、変革期を乗り越える助力となる以下の3つのセッションをご用意いたしました。
セミナーを通じて、あなたの現場の課題解決につながるヒントや、チームの生産性をさらに高めるための道筋を見つけてみませんか?

ご多忙の折とは存じますが、ぜひご参加をご検討ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

開催概要

日時 2025年9月4日(木)14:00~16:00(予定)
開催形式 オンライン(Zoomウェビナー)
参加費 無料
※お申し込み後に、当日ご参加頂くための視聴用URLご案内いたします。
配信場所 本社(天王洲アイル) 18F 仮設スタジオより配信予定

プログラム

※プログラムのコンテンツについては弊社都合により変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※各講演者の講演時間帯が変更となる場合がございます。

14:00 - 14:45

SDV時代の車載ソフトウェア開発に関する日産自動車の取り組み -自動運転への適用事例-

  • プログラム画像
  • 日産自動車株式会社
    ソフトウェアデファインドビークル開発本部
    エキスパートリーダー

    井野 淳介様

  • 講演の詳細
  • 近年益々注目度が向上しているSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)時代の内製ソフトウェア開発に関する日産自動車の取り組みについて紹介する。

    日産自動車では、SDV時代の当たり前技術の一つであるCI(Continuous Integration)に着目した内製ソフトウェア開発を2017年以来、継続的に取り組んでいるが、今回は自動運転を事例に、SPLE(ソフトウェア・プロダクト・ライン・エンジニアリング)の現場適用のこれまで~今後について簡単に紹介する。
    講師ご紹介
    1992年日産自動車株式会社入社。
    2019年よりソフトウェア開発部部長、2025年からはソフトウェア開発技術領域のエキスパートリーダーとして、日産自動車のソフトウェア開発を牽引する。一方、社外活動としても一般社団法人JASPARには2004年設立以来20年以上に渡り関わりを持ち続けており、2024年5月からは運営委員長として自動車電子業界の標準化活動をリードする一人でもある。
14:45 - 15:15

SDV時代が求める進化 ソフトウェアライフサイクルとSBOM管理の融合が未来を拓く
「法規制対応と競争力強化を実現する次世代型ソフトウェアライフサイクルの構築」

  • プログラム画像
  • ガイオ・テクノロジー株式会社
    ソリューション事業本部 技術3部

    島野 英司

  • 講演の詳細
  • ソフトウェア定義車両(SDV)の普及により、自動車業界ではソフトウェアの規模や複雑性がかつてないほど増大している。これに伴い、OEMやサプライヤーは、各国の法規制への準拠だけでなく、ISO 26262(機能安全)やISO 21434(サイバーセキュリティ)といった国際規格への対応も強く求められている。

    本ウェビナーでは、SDV時代において進化すべきソフトウェアライフサイクルの在り方を提案し、法規制や国際規格への適合、さらには市場での競争力強化を実現する次世代型プロセス構築のポイントを解説する。
    特に、SBOM(ソフトウェア部品表)の管理をソフトウェアライフサイクル全体に組み込むことで、トレーサビリティの確保や脆弱性・不具合発生時の迅速な影響分析がどのように可能となるか、最新動向を交えて紹介する。

    法規制・ISO規格への対応と競争力強化を同時に実現する“新しい常識”を、このウェビナーで体感いただき、自動車業界の進化をリードするための実践的なヒントを提供する。
15:15 - 15:45

新コンテンツATE/DXE/MSDの旗印のもとに推進するCI構築をはじめとするモダン開発支援の実績紹介

  • プログラム画像
  • ガイオ・テクノロジー株式会社
    取締役副社長

    岩井 陽二

  • 講演の詳細
  • この数年で、スケールを意識したアジリティ開発思想、自動化を強く意識した開発環境(ツールチェーン)、クラウド環境の積極的利用、AI技術の活用を前提とした開発スタイルなど、それ以前の開発スタイルを進化させる試みが加速度的に増えてきた。

    ガイオ・テクノロジーがそれらのユーザーニーズ、ソリューションへの期待について、ユーザーに示してきた実績の一部について紹介する。
15:45 - 16:00

Q&A