プログラムを作る作法の一つで、現実世界の物事をコンピュータの中で表現することができます。
例えば、PC上で動く、商品情報を管理するアプリケーションがあったとします。オブジェクト指向を用いたプログラミングでは、商品情報を表す「商品」というオブジェクトを作り、その中に商品名や価格といった情報を持たせます。
また、オブジェクト同士は「メッセージ」をやりとりできるため、「価格を更新する」というメッセージを「商品」オブジェクトに送ることができます。
このように、オブジェクト同士がコミュニケーションを取り合い、協調してプログラムが動くようになります。オブジェクト指向を用いることで、オブジェクトを親子関係で表現することができ、プログラムの保守性や再利用性が高まるというメリットがあります。