新着情報

  • 2025年06月16日
  • NEWS

バージョンアップ情報のお知らせ(カバレッジマスターwinAMS)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
以下製品のバージョンアップを実施致しました。

バージョンアップ情報

【製品名 】カバレッジマスターwinAMS
【製品バージョン】 R10A(10.0)
【リリース日 】 2025年06月16日

※機能安全(ISO 26262 2nd Edition / IEC 61508)ツール認証取得は、2025年12月末を計画しています。

バージョンアップ内容

機能追加

・CasePlayer2でUTF-8のソースコードが扱えるようになりました。
-UTF-8のソースコードから仕様書生成を行う場合は、プロジェクトの新規作成時または、仕様書生成の設定で漢字コード「入力UTF-8 , 出力SJIS」を選択します。なお、UTF-8のソースコードを使用する場合、いくつかの注意事項や制限があります。詳細は、ヘルプマニュアルの「UTF-8のソースコードにおける制限」を参照してください。

・サイレントCLIのCI環境での使用性向上のため、以下の機能強化を行いました。
1.エラーメッセージ・警告メッセージの標準出力
2.ログファイルの保存機能
3.メッセージの改善

使い勝手の改善

・自動OMF変換の動作改善
-自動OMF変換をONにしている場合、テスト実行/テストデータ生成時に、オブジェクトを自動的に変換します。この自動変換でエラーが発生した場合に、テスト実行(テストデータ生成)を行わないよう改善しました。

・「変換エラーが発生した場合に出力オブジェクトを削除する」機能の追加
-この機能を使用することで、正常に変換できなかったオブジェクトを使用したテスト実行を防ぐことができます。

・システムシミュレータのエラーログファイルの出力先の変更

・「カバレッジマスターwinAMS チュートリアル」のWeb掲載に伴う変更
【カバレッジマスターwinAMS チュートリアル】
https://www.gaio.co.jp/support/user/coverage_master_for_beginners.html
【カバレッジマスターゼネラル チュートリアル】(Generalマイコンをご利用の場合)
https://www.gaio.co.jp/support/user/tech_paper.html

機能追加(MBTオプションご購入のお客様限定)

・MATLABサポートバージョン追加
-MATLAB R2023b, R2024a, R2024bをサポートしました。

・Embedded Coder情報を使用した「I/O マッピング機能」の強化
-コード生成対象のサブシステムの内部サブシステムを関数化している場合に、その内部サブシステムを検証対象サブシステムとして自動マッピングできるように対応しました。

・マッピング対象の変数がないブロックに対する「I/Oマッピング機能」の強化
-マッピング対象の変数がないブロックを、架空の変数(NoVariable設定)とマッピングすることで未マッピングを解消し、テストハーネスモデルのMILS実行に対応しました。

・初期化処理に相当するモデル記述と連携して動作するサブシステムへの対応
-エクスポート関数内部のFunction-Call Subsystemを検証する場合に、初期化処理に相当するブロックを、テストハーネスモデルに配置する機能を追加しました。

機能改善(MBTオプションご購入のお客様限定)

・入力ファイルに重複する情報の記載がある場合の動作を改善
-MBTオプションで扱う入力ファイルにおいて、重複する情報を含んでいる場合に、CLIがエラー終了するように改善しました。

・テストハーネスモデル情報ファイルに出力するブロックの指定方法を改善
-「テストハーネスモデル生成機能」において、テストハーネスモデル情報ファイルに出力するブロックの指定を、検索ブロック情報M-ファイルに記載する必要がありました。これを、SearchAllBlocksオプションで直接指定できるように改善しました。

マニュアル改善(MBTオプションご購入のお客様限定)

・カバレッジマスターwinAMS MBT オプション専用 CLIのメッセージ内容の改善

・メッセージの確認方法の記載内容の追加